ツール:EaseUS Todo Backup Home 11.5 レビュー | のんびりクソレビューブログ

のんびりクソレビューブログ

ジャンル問わずレビューをするだけのブログ。
ゲーム、おもちゃ、映画、プラモデル、ジャンル問わず
もろもろ良さげなものをレビューしていくクソブログ

EaseUS Todo Backup Home 11.5

          

PCゲームを遊んでいるとどうしても避けて通れないのがバックアップの問題。

例えばModを入れてから起動不可能になった、

Modを入れるためにファイルをいじって間違えて消してしまった、

アップデートされてから動作が重くなった・不安定になった、など多々ある。

(とくにSkyrimなんて何回潰したかわからん。)

 

今紹介した中だとPCゲーム配信大手のSteamには「ファイルの整合性」って機能があって

間違って上書き・消してしまったファイルだけを再取得できるし、

面倒になったらWindowsの機能でまとめて復元をしてもいい。

 

しかし、Steamの機能の「ファイルの整合性」は残しておきたいModすらもとに戻してしまうし、

Skyrimのような追加するModはノータッチなので戻したい状態までピンポイントで戻せない。

 

Windowsの復元ではごく短期間のデータしか戻せないし、範囲が広すぎて他のも巻き添えを食らうし

そもそも設定をしてなければもとに戻すこともできない。

 

と、言うことで最近EaseUS Todo Backup Homeなる便利なソフトウェアを教えてもらったので紹介。

 

EaseUS Todo Backup 個人&ホーム向け - EaseUS

これはFree版と有料のHome版があって今回はHome版の体験版を使用。

 

EaseUSという会社はもう14年目になる企業で窓の社などでも紹介されている信用のできる

ところなのでバックアップを取ってそれが流出する… ということはなさそうで安心。

 

●インストール

基本的にどのソフトにもある利用許諾のやつ。

 

インストール先。

 

ここで注意なのがこの「ユーザーエクスペリエンス向上プログラムに参加」ってやつ

これは要するにPCの使用状況なんかをEaseUSに送信するってこと。

PC情報は匿名だし、一般人風情の情報なんてビッグデータの一部くらいにしかならんから

特に気にするものでもないが、気になる人はチェックを外すように。

 

バックアップ先。

今回は以前購入したBuffaloの外付けHDDを使って試してみる。

 

これでインストール終了。

ちなみにインストール終了時広告ページがブラウザで開かれる。

 

●デフォルト画面

起動するとこのようなシンプルなインターフェースになっている。

ちょっと調べて見ると以前のバージョンはもっと複雑な見た目をしていたが、

これなら直感的に操作ができる。

 

バックアップと一言にいっても様々な方法があるので、自分に必要なバックアップができる。

 

●ディスク/パーティションバックアップ

Windowsで言うところの「イメージファイルの作成」機能と同等の機能。

ここからバックアップを取りたいパーティションを選択し、実行するだけのシンプル設計。

先のインストール時のバックアップ先の指定をミスしてもこの画面の宛先を変えるだけで変更できる。

 

実行をするとあとはひたすら待ち続けるだけ。

 

ちなみにだが、このバックアップは「イメージファイル」と同等の機能を持っているので

Windowsが破損して起動しなくなったときなどにも利用できる。

そのためWindowsが関係ないUSBメモリや外付けのHDDなどにバックアップを取ることをおすすめする。

 

先程の画面でスケジュール設定をすることができ、

ワンタイムバックアップ/毎日/毎週/毎月/イベントごと と細かく設定が可能。

 

画面中央の「バックアップ方法」からバックアップの種類が選べ、以下の通りである。

・完全

 そのとおり毎回完全にバックアップを取る。それゆえに時間がかかる。

 

・増分

 増えたものだけバックアップを取る。時間はかからないが増えたものだけなので

 他に必要なもののバックアップは取られてないということが起こる可能性がある。

 

・差分

 変更があったファイルすべてのバックアップを取る。増分よりも時間はかかるが

 増分のように「必要なもののバックアップが取られてない」ということがない。

 

というわけで、一度完全にバックアップを取ったあと、差分を選んで定期的に

バックアップを取ってもらうのがベストな感じです。

 

バックアップが完了するとデフォルト画面がこのような画面になり

バックアップしたものが一覧で表示されるようになります。

 

復元を選択するとディスク/パーテーションごと復元できますし、

「ファイルモード」を選び必要なものだけを復元することができる。

 

●システムバックアップ

OSがインストールされているディスクを未使用部分含めまるごとバックアップする機能。

つまり、2TBHDDだったらたとえ半分の1TBしか使っていなくても2TBまるごとバックアップを取る。

(ただし、建前上全部バックアップを取るとはいっても、空き容量分は空なのでコピーは取らない。)

 

 

こちらも操作はディスク/パーティションバックアップとほぼ一緒で特に解説するようなことは無いかな?

 

●ファイルバックアップ

ファイルバックアップは「必要なものだけをバックアップすることができる」

機能となっていて、個人的には一番使用頻度が高くなりそうな機能。

UIは今まで紹介したものとは違い、すごく親しみの感じるウィンドウになっています。

 

ツリーを開いていき、目的のものにチェックを入れていき実行することでバックアップが取れます。

「ファイルバックアップ」という名前ではあるが、見ての通りフォルダーごとバックアップできます。

 

●メールバックアップ

メールをバックアップできるというものだが、対応しているものはOutlookのみな感じ。

自分はOutlookを使用していないので未検証。

 

GmailやYahooメール、キャリアメールなどもう大抵のメールサーバーは各々で持っているので

自分のところでわざわざ運用する必要性が薄れてきている昨今。

 

●スマートバックアップ

機能的にはファイルバックアップと同等なのだが、いろいろと選べる設定が減って

シンプルな見た目のウィンドウになっている。

 

賢い意味のスマートではなく、スリムな意味のスマートなのかもしれない。

 

●クローン

EaseUS Todo Backup Homeの目玉となる機能で、

バックアップというよりかは直接他のドライブに書き込むといった感じの機能になっている。

(例えるならOSをインストールするような感じ。)

なのでディスク/パーティションバックアップと似ているようでそうではない機能。

 

こちらも、ディスク/パーティションバックアップのようにバックアップを取るディスクを選択します。

 

その後書き込むディスクを選択します。

 

この時表示される高度なオプションにはこのような選択肢があるので必要に応じて選択。

 

最後にこの画面。普通のバックアップではなく、ディスクに書き込むバックアップなので

パーティションを作ってインストールしていきます。

この時注意してほしいのが、普通のバックアップと違いディスクをフォーマットする

ので必ず未使用の媒体を利用してください。

 

Windowsのディスク管理から見ての通り、ちゃんと同じHDD内でパーティションが作られ

残りの部分が未割り当てとなっています。

 

●システムクローン

こちらもクローンと同様の目玉となる機能で、システムバックアップのように

OSがインストールされているディスクをそのまま別のディスクに書き込むする機能。

通常のクローンと違い、システムバックアップのようにいきなり書き込み先を選択する形式。

 

実行をすると今はほとんど使われることのないAドライブに書き込まれていきます。

(Aドライブはフロッピーディスクの時代に使われていたドライブ。)

 

デバイスとドライブを確認するとCドライブと瓜二つなAドライブが作成されます。

 

と、いうわけで実際に使えるか挑戦。PCを再起動しブートメニューを開きます。

(マザーボードによると思うが、大抵は起動中F12で開く。)

 

Windowsのロゴが表示されますが少し待たされたあとブルースクリーンが表示されます。

なんど挑戦しても同じくブルースクリーンが表示されるので

ちょっと調べてみたところ「他のドライブが接続されてると使えない。」

と書いてあるところがあったのでPCケースを開き、全部引き抜いて再挑戦。

すると普通に起動しました。やったぜ!

これは確かにバックアップとしてあると普通のバックアップと比べて心強い。

 

●バックアップとクローンの違い

一見するとバックアップとクローンは同じような機能に見えるが、

バックアップはコピー・復元するだけの機能なのにたいし、

クローンはディスクそのものをコピーするため、上記のシステムクローンのように

すぐドライブとして使用できる点がおおきく異なる。

 

HDDなどをまるまる交換するなどの場合はバックアップよりもクローンのほうが適していると言える。

 

●ツール

バックアップとは全く関係ないですが、一応。

 

・イメージチェック

バックアップを取ったイメージの確認。

 

・ブータブルディスクの作成

WindowsとLinuxの起動用のイメージを作成。ISO、ディスク、USBに対応している。

 

・データを消去

選択したドライブをフォーマットする。

 

・iSCSIイニシエーター

この場合はおそらくネットワーク上の記憶媒体を使用するときに使うと思われる。

 

・PreOSを有効化

よくわからないが、起動時にOSをもともとの物か、バックアップのものかで選択できるっぽい。

 

・マウント/アンマウント

そのままの意味。

 

・ログ

EaseUS Todo Backup Home 11.5の使用状況のログ。

 

・ディスクリフレッシュ

クリックしても起動しないからなにかわからんが、多分ドライブを綺麗さっぱり消す機能だと思う。

 

ツールではバックアップは関係ないですが、

見ての通りバックアップ取ったあとのアフターフォローが聞いた機能ばかりある感じです。

 

 

 

以上、EaseUS Todo Backup Home 11.5でした。

バックアップって言ったら自分はもう時代遅れな人間なんで

ポータブルHDDやUSBメモリなどに手動でコピーしていましたが、

今はこんな便利なものがあるんですね。全く知らなかったです。

 

個人的にはファイルバックアップが一番使う機能になるかもしれませんが、

システムクローンはすごい機能で、自分はレジストリなどをほとんどいじらないのですが、

もしものためにシステムクローンができるのは素直に心強いです。

 

 

Amazonでも購入できるのだが、レビューを見るに

Amazonではなく、公式サイトから購入したほうが安全そうである。

 

 

外付けのHDDはあまり使わないのだが、これはシンプルなデザインに

コンパクトで持ち運びに適しているので結構使う。

レビューはこちら。