おもちゃ:MP-27 アイアンハイド レビュー | のんびりクソレビューブログ

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    MP-27 アイアンハイド

MP-27 アイアンハイド タカラトミー

サイバトロンの赤い人ことアイアンハイド

度々その赤い発言(要するに血の気の多い発言)が正義の味方として問題視されている。

っていうか、サイバトロンが指定暴力団とか言われてるしなぁ

 

●パッケージ

いつものマスターピースの箱。

基本はつや消しだが、ビークルモードとロボットモードのとこだけつやあり印刷になっている。

ビークルモードのチェリーバネットは日産のライセンスを正式に取得している。

 

また、アイアンハイドは他のカーロボットよりも一回り大きいため

パッケージもカーロボットよりも一回り大きくなっている。

 

●中身

・アイアンハイド本体(開封時ビークルモードで収納されています)

・睨み顔と叫び顔

・レーザーピストル

・スタティックレーザーガン

・万能センサー

・リキッドシューターフィンガー(左右一つづつ)

・リキッドシューターノズル(左右一つづつ)

・リキッドシューターバレル(左右一つづつ)

・アンチフライヤーミサイル

・ミサイルランチャー

・ジェットスラスター+エフェクトパーツ

・プラットフォーム

 

撮影し忘れていますが、万能センサーと組み合わせて使うスキャン画面

説明書とテックスペックの載ってるカードも付属。

 

●素立ち

いかにも”車が変形した”ってデザインをしている。

悪名高い腰アーマーを除き、劇中の特徴をよく捉えていてアイアンハイドって感じ。

横から見ると厚みがありいい感じ。

 

●比較

MP-20 ホイルジャックと

劇中と大体同じくらいの身長差で大きさの点では全く問題なし。

ただし、MP-27 アイアンハイドからデザイナーが変わり、デザインの方向性が変わったため

ロボットらしいモールドは徹底的に排除され、アニメのようなのっぺりとしたデザインに変更。

故に一緒に並べると浮いてしまう。

 

破壊大帝と

劇中でもこのような感じに身長が頭一つ分違うため、これもいい感じ。

ただ、やっぱりモールドのなさが目についてしまう。

 

NECAのT-800 エンドスケルトンと

ロボットってことしか関連性のない二体だが、たまたま目についたので並べてみた。

 

●バストアップ

非常にキリッとしたイケメンフェイス。

だけど、劇中の顔と比べると結構な面長でちょっとコレジャナイ感。

顔を取り替えるときはトサカ部分を前に押してやると顔が外れ、そこで別の顔に取り替える。

ただ、このトサカがかなり動かしやすく顔がポロポロ落ちてしまうので正直イラッとくる。

 

叫び顔

口が開いているため睨み顔よりも面長感は低減されている感じ。

俺のイメージではアイアンハイドといえばこの顔って定着している。

 

首は根本から自由に動かすことができるので、トップ画像のように

二次元でしかできないごまかしを再現することも可能。

大変残念だが、ハニワ顔はついていない。

 

●胴体

チェリーバネットのフロントがデカデカと胴体に来ていてThe 車って感じ。

フロントガラスはクリアブルーのプラスチックでそうそう割れることはなさ気で、

ワイパーは非可動の飾り。

悪名高いサイドアーマーが実に邪魔くさい。

 

●腕

肘は見ての通りおよそ90度曲がり肩にはクリック関節が採用されている。

手は他のマスターピース同様親指固定でその他の指が全部くっついて稼働するタイプ。

 

腕には万能センサー取付用の穴が空いており、そこに差し込むことで万能センサーの取り付け完了。

この時フロントガラスの内側にモニターカードを差し込むことで

7話の「ダイノボット誕生!」時の化石探索を再現可能。

 

腕を内側に収納すると手の代わりにポッチが出現。

このポッチにそれぞれのパーツを取り付ける。

 

リキッドシューターフィンガーを右手に取り付け。

ポッチの形状の都合でロール軸は死んで角度固定。よく見るとちゃんと指先には穴が開いている。

画像を見ての通り平手としても使用可能な割りと多様な手。もちろん左右分あります。

 

リキッドシューターバレル

個体差なのか固すぎて最後まで押し込めない。

 

リキッドシューターノズル

言うことなし。

 

●脚部

膝は見ての通りおよそ85度くらい曲がる。

膝に対して足首がめちゃくちゃ動くため接地で困ることは基本なさ気。

 

それにしてもことごとくモールドが無い。

 

足の付根はボールジョイントでかなり動かせるはずだが、悪名高い腰アーマーでこれくらいしか開かず。

最悪すぎる…

前後にはよく動きます。

 

●背中

背中側は前と違ってガワ感が無く非常にすっきりまとまっている。

残念なことにモールドがないのにネジ穴はしっかりあるのでかなり目立つ。

 

中央の背中の一回り小さい六角の穴にはミサイルランチャーとジェットスラスターの取付可能。

ミサイルランチャーにはアンチフライヤーミサイルを取付可能。

発射ギミックなんて気の利いたものは一切ついていない。

 

ジェットスラスターは取り付けるとこんな感じ。

スラスター部分にエフェクトパーツを取り付けることが可能。

 

腰の六角の穴はスタンド用。

両方同じ大きさなので背中の穴にスタンドをとりつけることも可能。

 

●トランスフォーム

コロ走行可能だが、ドアは開け閉め不可能なのでビークルモードではあまり遊べないかな。

ルーフ部分にレーザーピストルを取り付ける穴があり、普段そこはバネで塞がっている。

 

ロボットモードは大きめだったもののビークルモードになると他のカーロボットとほぼ同等のサイズ。

メッキとクリアパーツがふんだんに使われフロント部分は豪華になっているが、

サイドミラーはおそらく強度的問題でオミットされている。

 

フロントガラス内部にはトランスフォーマーになる前の旧玩具のロボットモードの顔が浮き出る。

亡霊かな?

 

テールランプもクリアパーツで再現され、マフラー部分やバンパーもメッキで作られていて

さすがにライセンスを取得しただけはあるクオリティ。

ちなみにここのメッキパーツが足裏に来るのでメッキ剥がれ注意。

 

裏の足部分にはレーザーピストルを取り付け可能。

わかりやすく片方だけつけているが、両足で一つづつ取付可能。

 

●適当に

自力で立てる範囲だと足はこのくらい上げられます。

 

無理やり両手持ち。

やはり胴体部分が前に出過ぎなのも影響して腕を体の前に持っていくのがきつい

 

太ももと脛のサイズ差がいい感じなので膝立ちも決まる。

 

足首もよく動き安定性もあるため電童的ポーズも決まる。

 

可動範囲は今までのを見ての通り広いので実写的ポーズも決まる。

 

走ってるポーズ。身体が捻れるのでいい感じに決まる。

 

「いつもいつももう一歩のところで逃げられてばかりです!もう我慢でけん!!」

速水奨とは思えんドスの効いた声だよなぁ…

超時空要塞マクロスのマックスと同じ声優とは思えん。

 

アイちゃんは真面目だから茶番なんてしない

(というか手持ちのキャラの組み合わせで茶番が思いつかないだけ)

 

以上、MP-27 アイアンハイドでした。

マスターピースシリーズ初めてとなるモールドが排除されたアニメ的デザインや

主に腰アーマーなど否定的な要素が非常に多くあるマスターピースとなりました。

しかし、さすがはマスターピースで可動範囲はもちろん、塗装やクリアパーツ、メッキもきれいで

プレイバリューの高めな一品となっています。

 

 

 

発売されているものは肩パーツの組み立てが逆らしく、ラチェット部分が丸見えです。

レビューしているアイちゃんは肩パーツを組み直しています。

直し方は「mp-27 アイアンハイド 肩」とでも検索してみてください。