女子主将からの最後のメッセージ | 神奈川大学体育会水泳部

女子主将からの最後のメッセージ

こんばんは。
いよいよ明日からインカレが始まります。
本日は主将2人がブログを担当させていただきたいと思います。

まずは女子主将を務めさせて頂いております、中村が先発します。

ついに、この時が来たんだなと。
寂しい気持ちと、やってやるぞという熱い気持ちで、情緒が不安定な今日この頃です。

去年のインカレは本当に悔しい想いをしました。総合順位が電光掲示板に徐々に発表され、《2位 神奈川大学》と点いた瞬間の気持ちは今でも忘れられません。当時の4年生に対して、「ごめんなさい」という言葉が1番先に頭に出てきたことを鮮明に覚えています。

そこから1年。
本当にたくさんのことがありました。

主将になってからのこの1年は、もう適切な言葉が見つからないくらい、一言じゃ表せないくらい、色んな経験をさせていただきました。

主将って思ってた1万倍大変です。

もちろん相当な覚悟を決めて、「頑張ります」と1年前、誓いました。
でも、そんなもんの覚悟じゃ全く足りなくて、次から次へと問題が起き、課題が見つかり、やらなきゃいけないことが溢れ出てきました。

何度も何度も裕太と弱音を吐くこともありました。
想像以上に責任が重くて、人の想いやチームを背負うことがどれだけ難しいことなのかを身をもって痛感しました。

でも、大変な事ばかりではありませんでした。

新チームが始まって最初のミーティングは、私と裕太が話している言葉を、みんなポケ〜っと聞いているだけでした。
しかし、時が経ち、ミーティングを重ねるにつれて、顔つきが変わって、言葉の飲み込み方が変わって、どんどんみんなが本気になっていくのを感じました。
これを実感できるのは前に立ち続けた主将2人の特権であると思っています。

また、みんなの結果や、試合に挑む姿勢、仲間にかける言葉、行動の変化。
これも、チームを引っ張る立場として、1年間みんなのことを見続けてきたからこそ、人一倍強く感じられることなのかなと思います。

主将って思ってた1億倍素敵でした。

主将としての話はここまでにして、次は中村葵として書かせていただきます。

神奈川大学に来て、キラキラした結果を残せたかと言われるとそうではなかったような気がします。というか、そうではありませんでした。

それでも、1度腐りかけた私を最後まで見捨てず、支え続けてくださった舟橋監督、横山コーチ、藤田コーチ、荻原コーチ、スタッフの皆さん、先輩方、マネージャーには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、どんな結果でも見守り支えてくれた家族。
「4年間ずっと良い結果出るなんて思ってへん。やりたいって言って行ったんやから頑張れ。逃げんな。」
そんな言葉をくれました。
本当にありがとう。

そして、神奈川大学に行くことに、背中を押してくれた太田コーチはじめ、枚方SSの皆さん。
水泳部に差し入れをしてくださったり、どんな結果でも「頑張れ」をくれたり、帰る場所があるって本当にありがたいことなんだなと、外に出て気がつきました。
本当にありがとうございます。

ここには書ききれないほど、たくさんの方の支えがあってここまで水泳をしてくることが出来ました。私に関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございます。

そして、この気持ちは神奈川大学水泳部全員が持っている気持ちです。
部員を代表しまして、部員に関わり、支えて下さる全ての方へ、感謝します。
本当にいつもありがとうございます。

このインカレで感謝を形にして恩返しします。


最後に、もう一度主将に戻って、
部員のみんなへ。

ここまで着いてきてくれてありがとう。
とうとう最後が来てしまったね。

苦しいことも嬉しいことも、
みんなで乗り越えてきたからこそ、
絶対にできます。
獲れます。

今年は惜しくもレギュラーに入れなかった選手。
インカレは総力戦です。
あなた達の力がないと勝てません。
色んな形で力を貸してください。
そして、今感じる素直な感情を大切にして下さい。
色んな想いがあるでしょう。
その気持ちが未来の後輩や未来の神大を救います。
あなた達にしか救えない人がこの先の未来で待っています。
みんなで戦って勝ちに行きましょう。

レギュラー選手。
色んな想いを背負って戦いましょう。
歴代の先輩たちの想い、チームメイト、スタッフ、神大、支えてくださる全ての人たちの想いを背負って。
みんなを日本一、シードにしましょう。

同期。
どんな時もそばに居てくれて、ありがとう。
今まで散々動物園して、とんでもない学年だったんだから、最後くらいかっけぇ先輩で引退しようぜ。

後輩。
日本一にしてみせます。
だから
日本一にして下さい。

どうしても獲りたい。
力を貸してください。

全員で日本一とシード獲りに行こう。


そして、最後に
裕太。

ありがとう。
獲るよ。


ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございます。


全員で日本一とシード獲りにいきます。

最終日奥野杯が神大に来ることを期待していてください。

絶対に勝つ。