司法書士の山口です。
今日は「みんなの銀行」の任意整理について。
みんなの銀行は、2021年5月からスタートした国内初のデジタルバンクです。
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下の銀行です。
ネットバンクとの境界線は、まだまだあいまいなところはありますが、
・スマホのアプリを主軸に銀行利用する
・既存の銀行サービスにとらわれない
こうした点に違いがあるようです。
スマホ世代のミレニアル世代、Z世代に向けた新しい銀行として人気。
スタートから2年少し経過の2023年9月末時点でアプリダウンロード数が238万件、口座数は82万件に到達しました。
そして、みんなの銀行にもローンサービスはあります。
画像をクリックすると「みんなの銀行ローン」ページに移動します
利用限度額が50万円より多いと、収入証明書のアップロードが必要。
一般的な簡易審査での借り入れは50万円未満といったところでしょう。
金利は1.5%〜14.5%という表示。
50万とか100万円の借入なら14.5%でしょう。
みんなの銀行のローンも任意整理はできます。
しかし、まだ日が浅いので、任意整理の事例は少ないです。
体感としては、任意整理の対応はそこまでよくない?かもしれません。
クレジットカード会社とかと比べると…です。
(カードローン)
利用期間+1年ぐらいが任意整理の和解相場かと。
例えば、2年間みんなの銀行ローンを利用していて、50万円で任意整理へ。
こんな場合は、毎月2万円×25回払いとなるイメージ。
(預金残高不足時の自動貸付)
これは、無利息の金融商品。
尋ねてみたところ、ここは「基本一括でお願いしたい」とのこと。
ただ、2分割での和解もできたので、状況次第ですね。。
基本的に、任意整理はどんな支払いにも対応できます。
サラ金でもクレカでも銀行でも、ペイ払いでも、美容・エステローンでも。
ただ、条件が合うか?なのです。
条件が合わないなら「任意整理しないほうがいい」というイメージ。
1回支払い止めて、分割払いを見直すのが任意整理。
この分割払いが、条件に合うか?ということ。
短期の分割払いになって、無駄に1か月の返済額上がっても仕方ないですから。
…とはいえ「絶対に払えない」なら、多少条件が悪くてもやるしかない。
このあたりが、個々人の状況によるので、口で説明するのはなかなか難しいのですが…。
全体の収支がグチャグチャになっている場合は、1度リセットしないと立て直せない。
そういう場合は、「しないほうがよい」というより「やらざるを得ない」といった感覚です。
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