司法書士の山口です。
自己破産を申し立てる人は、1年でどのくらいいるのか?
破産や再生は、裁判所に申し立てをして行います。
そのため、その申し立て数は国で把握できるというわけです。
2023年(令和5年)分はまだ発表されていません。
現在は、2022年(令和4年)分が最新のデータのようです。
2022年(令和4年)の全国での破産申立ては7万0602件でした。
単純計算、1か月辺り5000~6000件の申し立てがあるということ。
自然人と書かれているのが、個人の方の破産。
個人破産に限れば、6万4982件です。
平成30年:7万3268件
令和元年:7万3292件
令和2年:7万1839件
令和3年:6万8412件
令和4年:6万4982件
直近5年では破産は減少傾向。
令和2年といえば、コロナの感染が始まった時期です。
コロナウィルスで、多くの人が仕事や生活に影響を受けました。
業種によって、危機に陥った業種もあれば、潤った業種もあります。
しかし、総体的に見れば、生活苦のケースのほうが多かったでしょう。
コロナがあっても、令和3年以降の破産申し立て件数は減っている。
これは単純に減ったというよりは、コロナによる助成金などの支給、人口減少、ネット・SNS効果(情報を得やすくなった)による任意整理の普及など、様々な理由はあるでしょう。
自己破産を申立てて、破産手続きに入る。
そして、晴れて破産が認められることを「免責」と言います。
裁判所から免責許可をもらえると、借金の支払いが無くなるわけです。
「破産申し立てをして、実際どのくらい認められるの?」
破産が認められるのは、5分5分ぐらいのイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、実際は90%以上免責されています。
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