司法書士の山口です。
今日は「過払い金の診断」について。
「とりあえず過払い金の有無をすぐに知りたい」
「過払い金がありそうか?依頼前に知りたい」
こうした希望から生まれたのが、過払い金診断。
うちの事務所でも、もう10年ぐらい行っています。
過払い金が発生しているか?していないか?
・利用していた時期(例:25年前~8年前)
・どこのカード会社を利用していたか(例:レイク)
この2つの条件でだいたい分かります。
私たちは、今までにたくさんの過払い金を調べてきました。
だから(時期)(カード会社)を伺えば、今までの経験で分かるのです。
過去に調べた資料も数百、数千と残っていますから。
利用していた時期が正確に分からない方も多いでしょう…。
その場合は、とりあえずざっくりの時期でいいんです。
しょせん診断だし無料。
「みなさんに過払い金のイメージを持ってもらう」
これが目的ですから。
ちゃんとしたものは、正式に過払い金を調査すれば分かります。
明らかに(100%)過払い金が発生してない場合。
この場合に、正式な依頼手続き(委任状書いたり、印鑑押したり)を踏む必要もありません。
「過払い金診断 大丈夫」「過払い金診断 デメリット」「過払い金診断 落とし穴」
インターネット検索していると、こんなワードも出てきますね…。
診断する事務所を間違えると、確かにとんちんかんなことは言われるみたいです('ω')
ご相談者さんから伺ったお話。
これだと、全く見当違いの見立てをしているケースもある…。
しかも、けっこうあるんですよね。。
「ニッセンから過払い金は出ない」
→昔からマジカルカード使っていれば出ます。
「2010年までにアコムを利用していれば過払い金出る」
→2008年以降の新規利用者は出ないですね。
「楽天カードからも過払い金出ます」
→出ません。昔の楽天KC時代はでましたが、KC部門を他社に売却してからは出ません。
間違っている例としては、こんな感じ。
過払い金の発生する金額も見立てがダメだな…ってケースはよくあります。
大手事務所とかは多いんですけど、電話相談専用の人。
この辺の人はほとんど実務やったことない(もしくは1回もない。相談要員で雇われただけ?)
だから、分からないのでしょう。
マニュアルを読んでやってるのかな?
その精度が悪いんですよね。。
結論、過払い金診断が悪くはないのです。
過払い金診断をする人が下手だから、診断が悪いものに見えてしまうだけ。
一般的にラーメンは美味しいものですが、作る人下手だとまずいのと一緒ですね(;'∀')
「診断なんかいらん。すぐに依頼を受けて調査すればいい」
こんな意見もあるよう。
確かにそうなんですが、それは事務所側の感情ですね。
依頼者側からすれば、「依頼をする」という大きなハードルがある。
司法書士事務所も弁護士事務所も、そこまで信用していない。
だから、依頼するには勇気がいるのです…。
「依頼前に個人情報を伝えずに、過払い金の目途を知りたい」
こんな方に、過払い金診断のニーズはあるわけです(^.^)
過払い金のHP
(画像をクリックするとHPへ移動します)
当事務所の過払い金専用のホームページです。
・過払い金のあり?なし?を判定する無料診断
・過払い金の無料調査(取引履歴取り寄せ)
は、こちらからどうぞ。
(にほんブログ村ランキング)
(人気ブログランキング)
記事が参考になったらバナーのクリックをお願いします(^.^)