司法書士の山口です。
過払い金とは「利息で払いすぎたお金」のこと。
…と言っても、初めての人はイメージが湧かないのは当然です('ω')
グレーゾーン金利という言葉聞いたことありますか?
・出資法の上限金利29.2%
・利息制限法の上限金利15~20%
この矛盾した両者の差額の金利を、グレーゾーン金利と言います。
それぞれの法律で、MAX金利が矛盾してる…。
どっちがいいんだか?悪いんだか?よく分からないグレーな金利…
(画像で言うと黄色の部分)
これが「利息制限法の金利以外ダメ!!」とされた。
そう、これがまさに過払い金の正体。
グレーゾーン金利の支払い=過払い金発生となるわけです。
「グレーゾーン金利なんてだいぶ昔のことでは?」
そう、その通りです。
だいぶ昔のことで、1900年代~2007年までのこと。
でも、その頃払いすぎたグレーゾーン金利のお金を今も取戻せるわけです。
それが、過払い金請求と呼ばれているもの。
もっとも、完済してから10年を超えたらアウト…。
過払い金請求するなら、期限は絶対に大事なポイントです。
「過払い金ってどうやって分かるの?」
その当時の払いすぎた利息を計算すると、過払い金が分かります。
これは、実際の過払い金の計算シート。
(残元金)欄の赤いマイナスの数字。
払いすぎた利息を計算していくと、こんな感じになります。
このケースでは、最後は-99万3075円。
マイナスってことは、払い過ぎってことです。
0で完済なのに、完済しても払ってるからマイナスになっているイメージ。
これがこの人の過払い金です。
また、別の方の計算シート。
この人の場合だと、赤字の最終地点は-764,971。
つまり、76万4971円の過払い金。
・正しい金利
・間違った金利
この差額(グレーゾーン金利)を計算すると、過払い金が分かる仕組みです(^.^)
過払い金を計算するには、まずは取引履歴を入手するのがスタート。
これに、昔借りた内容や返済した内容は載っています。
取引履歴の取寄せ+過払い金の計算。
これは自分ですることもできますし、うちの事務所に依頼もOK。
この依頼は無料で可能です。
過払い金が分かるまでの仕組みは、こんなイメージです。
過払い金のHP
(画像をクリックするとHPへ移動します)
当事務所の過払い金専用のホームページです。
・過払い金のあり?なし?を判定する無料診断
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