司法書士の山口です。
ガソリンの元請け会社と、クレジットカード会社がコラボしたカードをガソリンカードと言います。
車乗るの多くて、ガソリン代多い人には最強カードと言えますね。
・ENEOS(エネオス)カード
・シェルスターレックスカード
・出光カード
などがその筆頭でしょう。
ガソリンカードの任意整理依頼もけっこうあります。
これ1枚でっていうよりは、他のクレジットカードも合わせてというパターンが多い。
でも、ガソリン代の割引がなくなること、ポイント還元がなくなるのが困る…という方もいます。
実際、任意整理すると、クレジット機能付きのガソリンカードは使えなくなる。
…ですので、任意整理後もガソリンカードを使うなら、クレジット機能のないカードを発行してもらう必要があります。
「カードの支払いはきつかったんです…。
でも、任意整理するとガソリンの割引やポイントつかないので悩んでました…」
こんなご相談者の方がおりました。
確かに、クレジット機能があるカードのほうが割引やポイントは効きますね。
でも、この側面だけで考えてはダメです!
任意整理すると、利息やリボ手数料無くなりますからね…。
ガソリンレベルの割引やポイントより、よっぽど大きいと思います。
300万円で年利15%の金利なら、年間45万円の利息や手数料。
任意整理して、この支払いが無くなる。
この還元レベルのクレジットカードは存在しないでしょう。
結論、割引やポイント率が下がっても、任意整理した方が効果的と言えるのです。
任意整理すると、クレジットカードが使えなくなるというデメリットはある。
でも、任意整理しなくても、支払いは自転車操業、借金が増えるというデメリットはある。
なにが言いたいかというと、どっちに転んでもメリット・デメリットはあるのです。
これって、どんな物事でもそうです。
むしろ、自分的にメリットと思ってたことがデメリットということもある。
相談をすればこうしたことに気づくこともあります。
今日はそれを伝えたかったです(^.^)
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