司法書士の山口です。
今日は、初心者の方にも分かるよう、任意整理を説明していきたいと思います(^-^)
法律用語で借金のことを「債務」と言います。
サラ金、クレジットカードや銀行カードローンでの返済。
こうしたものはこの「債務」に該当。
この借金整理(返済の改善)をすることを、債務整理(さいむせいり)といいます。
この債務整理には、4つの方法があります。
それが、任意整理・特定調停・自己破産・個人再生。
つまり「任意整理は債務整理(借金整理)の1つの方法」というわけです。
任意整理とは?
任意整理は、どんな方法の借金整理なのか?
分かりやすく言うなら「借りたお金を払えば完済できる」方法です。
カードでお金を借りたり、買い物すると、借りたお金の支払いだけではすみません。
+@のお金がかかる…利息やリボ手数料といった支払いです。
大体15%~18%で、銀行のカードローンで安いと、10%とか12%ぐらい。
この利息や手数料は、借りてる金額が大きいほどかなり重たい金額になるのです。
100万円の15%なら、年間15万円。
でも500万円の15%なら、年間75万円。
利息や手数料の負担が大きくなるほど、元金まで支払いがいかない。
そうすると、こんな感じになります。
「毎月かなり払ってるのに、元金が全然減らない」
「カードの返済が多すぎて、生活費が足りない」
この状況を改善するのに「利息やリボ手数料カット」が必要というわけです。
「せめて借りたお金だけ払って終わり」とするのが、任意整理なのです。
※利用年数が1年未満・一部のカード会社では利息が付く場合もあります例えば、カードの負債500万円で、月20万円払っているとします。
500万に任意整理すると、月々の返済は8~9万円が目安。
毎月20万円→8~9万円になるということ。
これは、利息や手数料の支払いがカットされるから。
その分、1か月あたりの支払いも減ってくるわけです。
本当に任意整理できるの?
「任意整理なんて本当にできるの?」
「任意整理に応じてもらえるの?」
こんな風に思われている方も多いです。
任意整理は、ちゃんとできます。
破産すべきという状態でない限り、問題ありません。
「借りたお金だけはせめて払いたい」
こうした気持ちの方は、たくさんいます。
カード会社としても「せめて貸したお金(元金)は返してもらいたい」と思っています。
破産になってしまうと、貸したお金は戻ってこない。
任意整理なら、元金は戻ってくる。
一定数の分割払いが可能なら、任意整理に応じてもよい。
…こう相手のカード会社は思うのです。
ここで両者の思惑が一致。
だから、任意整理が成立するというわけです。
任意整理を検討するなら?
任意整理を検討する場合、大事なことは「自分が任意整理ができる状態か?」ということ。
まずは、セルフ診断から行ってみましょう。
※画像をクリックすると診断画面に移動します※
↑これは当事務所の「にんいせいり君」↑
問合せをしないでも、画面上で任意整理の目安が分かります。
個人情報の入力もないので、匿名で利用OK。
無料で、何度でも利用できます。
↑診断結果はこんなイメージ↑
任意整理した場合の(月々の返済額)(返済の負担がなくなる金額)の目安が分かります。
返済資金として(月々の支払い金額)を用意できるなら、任意整理できる可能性は高いです。
あくまで簡易診断なので、詳しく知りたい方は本格的にご相談ください。
↑お問合せ希望の場合は、フォームからご相談可能です↑
お気軽にご相談下さい(^.^)
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