司法書士の山口です。
奨学金の返済が苦しい人、実際かなり多いです。
返済がまずいな…と思う場合、まずは借入先に返済相談をするのがスタート。
JASSO(日本学生支援機構)の場合は、減額返還制度などがあります。
この申し出をしてみるというわけです。
返済する金額が減るわけではありません。
返済期間が延長され、その結果、月額の返済が1/3~1/2まで減る仕組み。
期間は基本1年ですが、状況によって延長も可能です
・今お金がないけど、1年猶予もらえれ復活できる
・転職してお金がない。1年もすれば安定収入になる
こんなケースなら有効です。
減額返還が認められない場合。
・既に奨学金の支払いを延滞している
→延滞を解消してからでないと、減額返還の申し出不可。
・所得制限あり
→目安として所得証明書等の年間収入金額325万円以下。(給与所得以外の所得を含む場合は年間所得金額225万円以下)。
なお、本人の被扶養者について1人につき38万円を収入・所得金額から控除可能。
また、クレジットカードやカードローン、こうした返済が多くて奨学金まで手が回らない場合。
この場合は、こうしたカード返済に「任意整理」の検討。
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・保証人に知られない、迷惑をかけない
・奨学金の返済は今まで通り続けられる
・カードの返済の負担は少なくなる
任意整理は、上記のようなかたちで進められます。
また、「任意整理の手続きをしている」=「他の借金で返済がきついのは明らか」。
そうすると、奨学金の減額返還の審査にも通りやすくなります。
任意整理と減額返還を併用すると、だいぶ生活は楽になるはずです。
これを先延ばしにして、カードでやりくりしてしまう。
そして、カードの借金が増加してしまう。
そうすると、任意整理ができなくて、個人再生や自己破産になる場合も。
再生や破産だと、奨学金の請求自体が保証人にいきます。
機関保証(保証会社)なら大丈夫ですが、人的保証(保証人)ならそこまで視野に入れましょう。
「どうしたらいいか分からない…」
「なにから手を付ければいい…?」
という場合には、うちの事務所で奨学金の対処~任意整理までサポートします。
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