司法書士・行政書士の山口です。
今生きている世界はリアル(現実)の世界。
メタバースは、バーチャル(仮想)空間のこと。
戦後80年近くでリアルの世界で、様々なものが生み出されてきた。
目まぐるしい発展ですよね。
リアルはコンプリートされつつあるので、次のステップ。
リアルからバーチャルの本格的な開拓が進んでいます。
メタバース上でも、リアルと同じようなことができる。
チャットしたり、ゲームしたり、物を買ったりと。
リアル人生が楽しくなくても、バーチャルでは楽しい時間を過ごせてるなんて人もいるかも。
ゲームも、ただ楽しむだけの時代ではない。
新時代のゲームは、楽しみながらお小遣いを稼ぐ段階に突入です。
「ゲームにかけた 時間もお金も情熱もあなたの資産となる世界」
なんてタイトル。
ゲーム内のヒーロー(キャラ)やアイテムで、お小遣いを稼いだりもできます。
メタバース関連の話は、難しいという人も多いですかね…?
まず、NFTという言葉は絶対に覚えておきたいワード。
NFTとは「非代替性」トークン。
ブロックチェーンを活用したデジタル登録のことです。
NFTで、データに所有者情報を登録。
こうすることで、デジタルアセット=無形資産にできるわけです。
現実には、物(ブツ)として存在しない。
だけど、デジタル(無形)上では、存在する資産というわけです。
例えば、自分がデジタルで描いた絵をNFT化する。
そうすると、いわゆる「替えがきかない(非代替性)」資産になります。
唯一無二のもの(パクれない)から、独自の資産価値を保てる…という仕組み。
デジタルアートや写真の分野は、NFT化をきっかけに伸びている分野ですね。
2021年のデジタルアートの取引最高額は70億円越え。
驚愕の値段ですよね。
メタバース空間には、土地などの不動産もあります。
そして、その不動産を売買することもできます。
「リアルと違って実用価値のない不動産が売れるの?」
なんて疑問は当然あるでしょう。
しかし、販売当初は、即完売、価格高騰となりました。
このメタ不動産も、NFT化によって所有権を持つことができる仕組みです。
300万で買ったメタ不動産を、500万円で転売なんてこともできるわけです。
しかし、暗号資産が暴落した影響か?
今は大幅な価格下落みたいです…。
メタバース空間での広告・商売戦略も、ますます活発化するでしょう。
ヴァーチャルの中で商売を行い、それをリアルにつなげる。
リアルで会える人は限られる。
リアルとは違う層と、接触できるのがヴァーチャルの強みです。
歴史を遡れば、納得できる点も。
昔は、1つの街だけで商売を行っていた。
支店を出す企業が出てきた。
フランチャイズで全国展開する企業が出てきた。
世界に進出する企業が出てきた。
インターネットやSNSの普及で、世界の人とつながるのも簡単になった。
…となると、今度は、やっぱり仮想空間ですよね。
それか地球外に商圏を広げるか(笑)
だから、宇宙やメタバース関連は、注目となるわけです。
今後、10年や20年かけてみるみる進化を遂げていくでしょう。
リアルで会社や事務所を持っているのは当たり前。
メタにも会社や事務所ないの?
なんてことになったりして(^.^)