司法書士の山口です。
今日は借金とローンの違い。
正直どっちも同じじゃない?と思いつつも、ローンのほうがだいぶカッコイイ('ω')
それで、ちょっと調べてみました。
借金とは、その名の通り「借りたお金」のこと。
まぁ、これは異論なし!
ローンとは、「お金を貸す・貸し付ける」という意味らしい。
借りるか貸すかの違いが、借金とローンの違い…?
となると、借り手側か・貸し手側かという問題というだけで、借金もローンも変わらない…。
考え方によっては、
・物と対価でお金を借りてるとローン
・お金だけを借りてると借金
という説もあるらしい…。
でも、消費者金融とか銀行とかでは、カードでお金を貸してるケースでも「カードローン」と言っている。
…という突っ込みもしたくなるので、やはりそんなに厳格ではないんでしょう。
じゃあ、なんでローンというか…?
やっぱり、ローンという言葉のほうが響きがいいからですね。
住宅ローン・カーローン・教育ローンではなく、「住宅借金」「車借金」「教育借金」にすると響きが悪い( ;∀;)
貸し手側はお金を借りて欲しい。
「借金というと借り手が渋る→ローンと言えば借りてくれる」
ということなのかな。
結婚式のジューンブライドと一緒ですかね?
6月の結婚式はいいと言われているのは、ご存知の通り。
でも、あれの由来はヨーロッパの文化からきてるという説も。
当時は、3、4、5月は農作業が忙しいから結婚禁止で、結婚解禁が6月になっていた。
で、ヨーロッパは6月が最も天気がいい。
仕事も落ち着いて、天気もいいので、6月の結婚式は最高だったというのが、その由来。
じゃあ、日本は?
っていうと、6月は梅雨の時期なんで当てはまらない。
でも、6月は梅雨の影響で結婚式の申込みも低かった。
なので、ホテル側の戦略で「ジューンブライド=6月の花嫁は幸せになれる」とした説も。
結局、こういうのも意味がないなら、うまくちょろまかされてる気がしないでもない…。
借金もローンも払えなくなったら、督促を受けるし、裁判所に訴えられるし、差押えされるし、本質はなにも変わらない。
あくまで、表面上の言葉が違うだけ。
…ということで、結論。
「借金じゃなくてローンだから!」という発想で借りるのはダメ。
「借金じゃなくてリボ払いだから」
「借金じゃなくてショッピングローンの分割払いだから」
というのも、全部一緒ですよ。
言葉が違うだけで、本質は全て一緒です。