三悪は指定されたプロレスリンクに足を運ぶ
「ここで戦うのかい、案外広いねえ」
ドロンジョはタバコをすう
「歴代の3悪も続々集まってきて面白いことになってきましたね」
ボヤッキーはほかの3悪たちを見た
「皆様お集まりいただいたところで、対戦チームを発表します。なおチームは作者の気まぐれで決めております」
会場内に作者からのアナウンスが流れる
「なんじゃそりゃ、もっとちゃんと決めろよ」
「そうだよなあ」
「そうよ」
二束三文トリオはスピーカーに向かって怒鳴る
「一回戦は、韓流3人組対悪玉トリオ
二束三文トリオ対ドロンボーです」
作者はリンクの横のテーブルから話していた
「そこにいたのかい」
ドロンジョは思わずつっこむ
「つまり、テレビ放送で一番最初にゴールを迎えた
三悪と、一番長くやってる私たちの勝負ってことね」
「この勝負負けられないでまんねん」
ドロンボーの三人は顔を見合わせる
「ダサイネン、とんでもない組み合わせになっちゃったけど勝算はあるのかい？」
ヤンヤンはダサイネンにたずねる
「ないですね、全く」
ダサイネンはきっぱりという
「威張って言うんじゃないよ、全く」
ヤンヤンはダサイネンの頭を床に押し付ける