感情をコントロールでき、幸福感を感じられるようになるには?  | 【自由に生きる方法 】 高見かなえ

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考えることをやめた時点で人は自由を手放します。

私は常に檻の外にいたい。

そのために、楽しみながら考え続けます。

あなたにとっての「檻」はなんですか?

 

 

こんにちは、高見かなえです。

 

 

今日もお読みいただきありがとうございますニコニコ

 

 

 

今回は前回の続きで、

 

感情のコントロールができなくて悩んでいる

 

というご相談への私の回答

 

ご紹介していきたいと思います。

 

 

 

今日は、前回よりさらに掘り下げて、

 

具体的な方法をご紹介していきます。

 

 

 

みなさまのご参考になり、お役に立てたら、

 

と思っています。

 

 

 

 

 

ご相談内容をもう一度、下に書きますね。

 

 

(匿名で公開することをご了承いただいています。)

 

(イニシャルとお名前と無関係です。)

 

 

 

20代後半 女性 Hさん

 

 

 

子供のころから

 

感情のコントロールが苦手でした。

 

 

人に注意されたり、

 

少しでも批判されたと思うと、

 

すぐに私の中で嵐のような

 

激しい感情が沸き起こり、

 

泣いたり、物に当たったり、

 

相手にひどい言葉を

 

投げつけたりしてしまいます。

 

 

 

大人になれば、少しは落ち着くだろう

 

と考えていたのですが、

 

最近も、よりひどくなってきているように

 

感じています。

 

 

 

このような性格なので、

 

人間関係も上手くいかず、

 

周りの人は私から

 

離れていってしまいます。

 

 

そのようなことが起こるたびに、

 

自分はどうして

 

そんなに激高してしまうのだろう、

 

どうして我慢ができないんだろう、

 

と悩んでいます。

 

 

反省し、次は同じことをしない、と思っても、

 

また、なにかの拍子に

 

激しい感情に自分が乗っ取られてしまいます。

 

 

どうすれば、感情をコントロールできるようになりますか?

 

 

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前回のおさらいをすると、

 

感情のコントロールができなくなる理由

 

3つ挙げました。

 

 

1.ストレス。

 

 

2.幼少期からの親子関係。

 

 (自分自身と親への怒り。)

 

 

3.弱さや劣等感を隠すための防衛。

 

 

 

前回は、主に2の抑圧と、3の防衛についてお話しました。

 

 

 

 

今日は、感情をコントロールしていくために必要な

 

アンガーマネジメントの手法と

 

内観の方法を3つご紹介します。

 

 

 

 

1.まずは毎日の生活から

 

 ストレスを減らすこと!

 

 

とにかく休む。

 

自分を甘やかす。

 

できることだけをする。無理はしない。

 

 

「感情的になるということは、

 

自分に無理をさせているから」

 

 

と気づいて、自分に優しくしてください。

 

 

 

 

環境を整え、心地よく暮らせるようにしましょう。

 

 

自分ではどうにもならないことで悩むのをやめましょう。

 

 

お風呂でリラックスしたり、

 

早めに寝るなど、休息を充分にとってください。

 

 

 

2.内観 (ノートに気持ちを書く)

  

     (セルフモニタリング)

 

 

前回書いたように、

 

Hさんが感情をコントロールできなくなったのは、

 

ストレスの他に、

 

もともと劣等感と怖れがあるからかもしれません。

 

 

 

すぐに認めるのは難しいかもしれませんが、

 

ご自身でよく幼少期の家族関係や、

 

子供時代の人間関係、親や自分の考え方などを

 

振り返っていただきたいと思います。

 

 

 

Hさんが自分を大切にできなかったのは、

 

 

他の人に大切にされてこなかったからかもしれません。

 

 

 

内観するために、ノートに毎日

 

 

「自分がいつも、どんな感じ方をしているか?」

 

 

「何に対して、どんな反応をしているか?」

 

(怒りの下に悲しみ、無価値感、弱さ、恐れがあることをふまえて)

 

 

「自分の弱さを隠すために、無理をして、

 

強い自分を演じてきたのではないか?」

 

 

 

「人より優位に立っていないと不安なのではないか?」

 

 

「強い私、できる私でなく、『本当の自分』を

 

誰かに受け入れてもらったことがあるだろうか?」

 

 

 

「弱い私、できない私も受け入れて

 

愛して欲しかったのでは?」

 

 

など、幼少期から今に至るまでの

 

自分の本当の感情

 

向き合っていただきたいと思います。

 

 

 

大切なことは、

 

決して自分を責めてはいけない

 

ということです。

 

 

 

 

ノートに気持ちを書いたり、

 

内観していくうちに、

 

 

なぜ自分が高い理想を求めすぎているのか、

 

に気づいていくと思います。

 

 

 

 

自分を好きになれないのは、

 

高い理想と現実のギャップが大きいからです。

 

 

 

徐々に客観的になって、

 

理想を求める必要がないことに気づき、

 

ありのままの自分を許すと幸せになっていきます。

 

 

 

 

 

次に、今現在、激しい感情が

 

沸き起こってきたときに、できる

 

簡単なアンガーマネジメントの方法をご紹介します。

 

 

  •  激しい感情が沸き起こったときに、できることをあらかじめ決めておく

 例えば、

 

心の中で決まった歌を歌う

 

好きな動画や写真を観る

 

音楽を聴く

 

散歩に行く

 

紙にペンでぐしゃぐしゃに書きなぐる → 落ち着いたら、絵を描く

 

新聞紙などをちぎる

 

などです。

 

 

 

  • 6秒待つ

 

怒りのピークは6秒間と言われています。

 

その間に、怒りを増強してしまうような

 

行動をとらないように6秒間だけ我慢しましょう。

 

 

具体的には、頭の中で数を数える、

 

深呼吸する、その場を離れる、別のことを考える、などです。

 

 

 

 

 

感情をコントロールできるようになると、

 

人生の質がぐんと上がります。

 

 

みなさんも、上にあげた方法を試してみてくださいね。

 

 

 

 

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