誰が言ったかFW、MF、DF

現代のサッカーではこのポジションは形式的で

DFが守備専門でもFWが攻撃専門ということは

ほぼなくなって形式的になっている



逆に言えば、ポジションを超えた役割は

ゲームを制する条件でもある

ザックジャパンが攻撃重視であるためには

守備的MFと呼ばれる3列目が、

サイドバックと呼ばれる左右のDFが、

攻撃に参加していなくてはならない

とにかく攻撃に参加する人数が生命線で

全員がFWという意識がなければチームは崩壊する



攻撃的であって成立するザックジャパンだが、

やはり消極的というかエリート臭さが漂う

日本独特の育成方法なのか、お国柄か

その場の判断が決まりきっている



よく見かけるのが

スペースがあるのにパスして奪われる

ドリブルで突っ込んでいかない

ゴールを見ている体勢でボールを持っていても

シュートを打たない



ロベルト・バッジオ氏はこう言った

「困難なプレーと無難なプレー、私は常に困難を選ぶ」
ドログバが交代して雰囲気が一変した

・・・から負けた、ではないと私は思う

その交代から少し時間を戻すと

長谷部→遠藤の交代があった

ここがターニングポイントだったのではないか



1.遠藤が入って選手たちの攻撃レベルに差異

・・・逃げ切り?もう一点?現状維持?

10人が同じ意識を持てたようには思えない

ザックジャパンはどういう状況であっても

「もう一点」である

ここから中盤でのプレスが途切れ始め

チームの指標が曇った



2.先制点による悪影響

先制していれば心のどこかに「このまま」

という逃げの気持ちがよぎっても不思議ではない

ここ最近は先制点されてから得点する試合ばかり

追いかけても、追いかけられる試合がない



3.ドログバの存在

ドログバというスター選手が入ることは

チームにいい影響を与えるのはもちろんだが、

交代の際は必ず監督が指示を持たせる

伝令役も果たしていたのであろう

一気に日本の弱点を突いた

そして日本にとって指名手配犯が現れたから

過剰にマークしてしまった感があった



選手たちも「自分たちのサッカーができなかった」

というコメントを残していた



1-0で勝つことと、4-3で勝つことは

数字上イコールだが、イコールではない

しかし攻撃より守備は疲労が多い

さらに攻撃に入るには時間も必要になる

前者ならば引き分けで終わることもある



残り2試合、ワクワクする試合を期待します!
6/7のザンビア戦は予定通り、

3点取られても4点取って勝った

実にザックジャパンらしい試合となった



さて今日も「守備に問題がある」という

文字がそこらのニュースに必ず出ている

もういいだろ、と

もうわかった方がいいんじゃないか、と



はっきり言えば、守備に人数をかけ

守備的な人選をすれば、せいぜいベスト16

守備的戦術は負けない態勢であって

必ず勝つための戦術ではない

だからグループステージで

この戦い方をするチームは多い

南アフリカ大会での日本もそうだった

これが岡田ジャパンの課題であり

ザックジャパンの大きな変更点である



ザックジャパンは何が違うのか

同点でのこう着状態の打破

ビハインド状態での追随

こうした「1点欲しい」を取れる決定力

がザックジャパンの真骨頂である

事実、これは岡田ジャパンがあえいだ部分

オランダに0-1で負け、

パラグアイとは引き分けでPK戦となり敗北

決定力不足は常にチャンスを逃した



圧倒的得点力がザックジャパンの戦術である

5-6で負けるよりも0-1で負けるのは絶対NG

大量失点よりも完封負けは大問題である



日本人はどうしてもミスを責めるところがある

シュートを何本も打って入らなければ

ヘタクソ呼ばわりで交代だが、

外国でシュートを打たないやつは臆病者である

特に守備はミスと隣りあわせで、わかり易い

ちょっとわかる程度の人間に限って

最終責任者はお前で、お前がミスしたから悪い

みたいな話になる



サッカーは選手と同時に

見ている側もレベルが上がらないと強くならない