グループリーグ突破のためには

絶対に勝つことが条件となったザックジャパン

しかもギリシャが勝たなくてはいけない

という条件も必要

グループリーグ突破をすればまさに奇跡



前半15分、今野がペナルティエリア内でファウル

PKを決められ先制を許す

2013年コンフェデ杯のブラジル戦を思い出せる展開

日本はハーフウェイラインを中心にゾーンを固める

コロンビアを押し込む形になると

前半アディショナルタイムに岡崎が同点弾

途中でギリシャがリードの情報も入る



ハーフタイムは奇跡を起こせるかもしれない、と

そんな期待が胸を躍らせた



後半に入るとコロンビアは選手交代で主力を投入

ポゼッションは日本が高いが得点できない

コロンビアは自陣に下がりバイタルエリアを死守

日本は得点できない

コロンビアはカウンターで後半10分に勝ち越し

その後も同じような展開が続き

結果立て続けに追加点を許し1-4で負け

グループリーグ敗退

もちろん「武士の情け」など無く、完膚なきまでに

叩きのめされた



一方、ギリシャは2-1でコートジボワールに勝利

奇跡を起こしたのはギリシャだった



3試合中、もっともボコボコにされた試合だったが

常に攻撃意識を持って相手を押し込み、

大量失点で負けて「日本らしいサッカー」だったと思う

結果はどうであれ、私自身は良かったと思う



W杯は集大成、と言う選手がいたが、

これで引退するわけではないから

通過点として、サッカー人生を走ってもらいたい

お疲れ様でした
ワールドカップといえば、サッカー見本市

選手はもちろんのこと戦術もである



今大会で多く見られるのは、4-1-2-3

スペイン、イタリア、ドイツ、ポルトガル、フランス

など欧州強豪国などが今大会で採用している

今後数年間で大流行する可能性は高い



今回多く見受けられる4-1-2-3は

4-1-4-1の両ウイングを最前列にしていて

攻撃的にシフトしている

バルセロナがここ数年で多用した陣形



前回大会では4-1-4-1というフォーメーションが

多くの国で採用され、日本もこの陣形を採用した

これはバイタルエリア(ペナルティエリアライン中央)

を守ることと、中盤のスペースを作らないという

2つの目的があり、目的は守備重視の陣形である



これまで大流行していた4-2-3-1の

トップを削ってアンカーが置かれるので

ゼロトップとも呼ばれる

またトップがいないのでトップ下もいない

トップ下は4-2-3-1のボランチが相当するが

トップ下とは表現しない

4-1-4-1も4-1-2-3も4-1-5-0と表現した方が正確である



アンカーとは守備的MFと表現される3列目

しかしボランチとは役割が違う

DFラインと中盤のスペースを埋める役割が強く

4-2-3-1のダブルボランチの後ろにいる

という表現が適当であって、守備専門である



これはパスサッカーしたいチーム、

パスサッカーを攻略したいチームにも適している

ここ最近の近代的サッカーは中盤が肝で

DFが攻撃を受けて守る、FWがDFラインを突破する

テニスのラリーのような試合展開はあまりない

将棋のような試合展開に近い

このためサッカー観戦慣れしていないと退屈に感じる


とはいえ、おもしろいのはこの陣形の試合結果は

大量得点、大量失点が多いこと

また同じ陣形を採用しても

チームにより明暗が分かれている

なぜなのか・・・

つづく
日本時間、平日早朝の試合となったギリシャ戦

前半38分、3列目のアンカーを務めるカツラニスが

イエローカード2枚を受け退場

早々にギリシャは守備の要を失った



普通に考えれば相手が一人減ることは

こちら側にすれば良いことである

しかしこの瞬間、嫌な予感がした

一人減ったチームの開き直り

それは脅威となるが多々ある



ギリシャは最前列を削ったフォーメーション

現在欧州で流行中の4-1-2-3から

4-2-3-0のような形で日本の猛攻を凌いだ

攻撃することはほとんどなく

ただじっと攻撃に耐えるだけ

勝とうという欲はまったくなかっただろう



もともと守備偏重のチームが

一人少ない状況になったことで

さらに守りは堅くなってしまった

一人の退場はギリシャに有利にはたらいた

ギリシャチームの心は「引き分け」で一致

前に出ずゴール前にびっしりと敷き詰められた

ギリシャの選手たち

日本の攻撃を何十分と受け続ける

サンドバックのような状態だった



たとえ世界一の攻撃力を持ってしても

得点する気がない守備専門のチームでは

得点は不可能だっただろう



日本は得点できないまま試合を終え

崖っぷちに立たされた、いや、指一本で

崖っぷちにぶら下がっているような状態

グループリーグ最終戦のコロンビア戦

最低でも勝たなければいけない

これがミラクルのフリであれば良いのだが・・・