「昔から戦いの上手な軍は守りが強かった」

これは孫子の中に出てくる一説である

「守備が先か、攻撃が先か」

この論争には答えが出ている

守備が先である

さらに孫子の兵法はこうも言っている

「守備とは負けない陣形である」

「攻撃とは勝つ陣形である」



今世間では「やっぱり守備だよね」という

世論が席巻しているかもしれない

しかし、攻撃ダメだから守備という消去法で

成長はできない



守備がダメだから次は守備的に・・・

まるで自民党がダメだから民主党に

民主党がやっぱりダメだったから自民党

みたいな話である

サッカーはお国柄をよく映すスポーツである



さて、これからの日本が「堅守速攻だ!」

もしそういう方向性になったとする

残念なお知らせがある



まず堅守速攻サッカーに必要なのは

ストライカー、ファンタジスタといった点取屋

かつてのイタリア代表、ロベルト・バッジオなどが

いい例で、カテナチオにはこうした点取屋がいて

成立しているのである

また2014年大会でスペインを完膚なきまでに

打ちのめしたオランダ代表の5バック戦術

ファンペルシーやロッベンというタレントあっての

成功であって、簡単にマネできるものではない

さて、世界屈指のストライカーはいるだろうか?



さらに守備優先であるから

最終ラインは屈強で上背の高い選手の必要がある

日本人はとにかく体格が小さいのである

バレーやバスケットからスカウトするしかない



「日本らしいサッカー」を探す旅は

そろそろ終わらせる何かをつかまなくてはいけない

<まだまだやるぞ 4-2-3-1>

     柿谷

香川   本田   岡崎

   山口  清武

空席 吉田  森重 内田

     川島




<近代化・新世代 4-1-2-3>


斉藤   柿谷   空席

   香川  清武

     山口

空席 吉田  森重 内田

     権田




<確実な堅守速攻 4-1-4-1>

     空席

斉藤        岡崎

   山口  清武
  
     空席

空席 空席  空席 空席

     空席
2014年W杯、日本代表はグループリーグ敗退

1敗2分とドイツ大会と全く同じ結果となった


悪いことが起きてから「こうなると思ってたんだ」

と突然言い出す輩がわんさか出てくる

後出しじゃんけんみたいな批判は格好悪い

ということで、私は1年くらい前のブログに

こうなる前にザックジャパンの批判を書いている

なので今のザックジャパンについて批判は一切しない

それよりも未来の話をするべきだと思う



・・・どんな選手が必要か?

<高いインテリジェンス>

試合をするにあたり戦術を固めるのはもちろんである

しかし、その通りにいかないのも当たり前である

なぜなら相手あってのことだからだ

今大会はオシム元監督の「考えて走る」の

「考えて」がなく、ただ走って、

やみくもに攻めた感がある

これでは急所を射ることはできない

ピッチに立つ選手が監督のように状況を見極める

そんなインテリジェンスがなければいけない



<世界レベルのストライカー>

日本はセンターフォワード不毛の地である

才能ある選手はいたであろう

しかしプロまで上がることは無く

今頃はサラリーマンでもしているかもしれない

なぜ才能があってもプロになれないか

空気を読み、和を尊ぶ民族の国で

挫折した天才たちは数知れないであろう

イジメ、バッシング、冷遇、

エゴイスト、変人、KY・・・

そんな天才はプロになる前に抹殺される

勇気ある指導者が増える以外に道は無い

ワン・フォー・オールだけではいけない