この度、バンドなるものに入ることになりました。
洋楽のコピーバンドです。
キーボードという役割になるわけですが、ピアノ伴奏と違うのは他にも伴奏楽器があること。
ギターやベースやドラムや、今回のバンドはもうひとりのキーボードも
その中でキーボードってどんな音弾いてるの?については全くの未知で。
(ところどころはわかる)
それを知ろうとすることからが始まりでした。
参考楽譜をもらったり(↑)探したり。
音源を何度も聞いて、YouTubeも見まくった。
すると少しずつわかってくる。
この音はベース。
ここはギターがメインでとってるね。
こっちはもう一人のキーボードが弾くようだから、じゃぁ私は…
それはひとつの曲として仕上がってるものを分解していくような作業で。
自分の内側に目を向けることをし始めて辿ってきたものと似てるなぁと思ったのです。
‟自分”とひとつにくくってたものがいったん分解した。
きれいに全部分かれたというより、少しずつ分かれていきました。
いろんな自分に。
いろんな自分がいる。
それは本当に私なのだろうか?
何が本当の私なのかわからなくなったことも。
全部の自分で生きるって、そういういろんな自分と手をつないで生きていくことだと思ってたのですけど、じぶん探検が進むにつれて感じ方が変わってきました。
いろんな自分からの愛に気づくと一体になる。
愛という名のもとに一体に。
一緒にというより一体。
吸収ではなく融合。
‟統合”と言われたりもしますね。
一度分けて、分かれたものを観て、またひとつに。
現れるものは、分ける前とは違う‟ひとつ”。
それを繰り返して見え方感じ方が変わってく。
イノチのパワーをより大きく感じるような。
こんな‟成長”もいいですね。
…何の話だっけ?(^^;
音楽も、自分自身も、同じだなぁと思った話でした。
ひとつだった楽曲を、分けて見て、そこからバンドのメンバーの音とまたひとつに。
コピーバンドだけど、そっくりそのままにはどうしたところでならなくて。
出来上がる‟ひとつ”は、これもまた唯一無二です。
新たな表現が生まれるということは、それだけ世界に広がりが生まれるということ。
これもまた世界の‟成長”につながってる…のか?もしれないです。
分解と統合と。
表れたがってるものに目を向けて、広がりと変容を楽しんでいこう。