もうご覧になったでしょうか…
みんな観るよね前提(笑)
忘れられない戦いが始まり
忘れられない作品になりました。
何がこんなに惹きつけるのかな?
漫画KINGDOMにハマりにハマって、2作目の映画を楽しみにしていたころ、Facebookにこんなことを書きました。
死と隣り合わせのところにあるとき、生は色濃く浮かび上がる。
何が動機となるのかは人それぞれ。
それぞれに大事にしたいものがある。
共感できたりできなかったりいろいろだけど、登場人物はみんな「生」を強く感じさせてくれる。
その姿にどうにも胸が熱くなってしまう。
このイノチを生きてるパワーを感じたがっていたのだと思う。
一昨年、その2作目「KINGDOM~遥かなる大地へ~」を観た後はこんなことを。
漫画の世界観がそのまま映し出されてる中にちゃんと「その役者さんだから」がある感じがすごい。
どうしたって漏れ出てしまう存在感に目を奪われた。
昨年、3作目「KINGDOM~運命の炎~」を観たときはこれ。
なにしろ想いの連なりと重なりがすごいんだ。
引き受け、そこに掛ける姿の数々に心を動かされずにいられない。
物語の登場人物然り
作者さん、役者さん、映画製作にまつわる関係者さん然り。
引き受ける器と注ぎ続ける強さを欲してたのだと思う。
そして今年。4作目「KINGDOM~大将軍の帰還~」から何を感じたかというと、
もう人間業を越えてるのよ…
瞬間瞬間の濃さと深さよ…
もう、言葉になるのはコレが精一杯。
‟瞬間の濃さ”がブームです。
これもそう↓
そのときそのとき、感じることには自分が表れていて、もう透け透け感がすごいです(苦笑)
もとい、今回のKINGDOMから感じたこと。
今ここにいるだけじゃない。
そこに注がれる意力の濃さ。
それはもういわゆる人間の範疇じゃないのです。
これまで惹かれていた、
引き受ける器に注ぎ続ける強さ
生きるイノチのパワー
時系列的な想いの重なりや共同創造
これは変わらずそうなのだけど、
これに納まらない、留まらないもの
を感じるような瞬間の連なりを見せてもらった気がして…
もう「すごいね」しか出てこなかったです。
そしてこれは、限られた人のものではないのだということ。
確かに彼らの仕事は圧倒的だけれど
表れ方や度合いは違えど、‟瞬間の意力”はそこここに溢れてる。
どういうときにそれが発動するのか?
自分を脱いで夢中でいるとき
私もあなたも、少なからず身に覚えがあるはず。
夢中→現実からみると‟夢”。
でも、どちらが真の世界なのだろう?
彼らはきっと夢中でこの作品を作った。
だから観ている私たちは夢中になる。惹きつけられる。
形になり、多くの人を惹きつけるもの。
それらは、それを作る人達の夢中具合のみならず、人間の範疇を超えた大いなる意思が働いていると思う。
作らされている
演じさせられている
見せられている
今を生きる私たちそれぞれに必要なものを受け取っていく。
KINGDOMはそう感じる作品のひとつ。
ということにもう降参して…
買おうかな、買っちゃおうかな…と思いながら夫婦そろって決断できずにいた漫画たちをお迎えしました。
去年のお片づけでスペースはできていたので、
あれをあっちにこれをこっちにしてこうなった。
ザワザワしたけどお迎えして良かった。
我が家に来てくれてありがとう。
漫画に夢中になるのはほどほどに。
KINGDOMだけでなく、今やってきているものに夢中に生きてみようと思います。