あらぎ島観光と山椒を堪能 | 世界のチョコレートと旅暮らし手帖

世界のチョコレートと旅暮らし手帖

1粒で幸せになるチョコレートの世界。美味しい魅惑のチョコレートを求めて、様々な地に訪問する筆者の仕事レポートと、ショコラ会等イベント情報のお知らせなどをお伝えします。

5月頭に久しぶり(おそらく2年ぶりくらい?)にかんじゃ山椒園さんにお邪魔してきました。

かんじゃ山椒園さんは和歌山の有田川町清水にあります。JRのくろしお特急に乗って藤並駅へ。そこまで迎えに来てもらって車で1時間とちょっと?かなり山のほうへ分け入っていく感じです。

 

かんじゃ山椒園さんの永岡さんとPODCASTをとっているのでぜひそちらもお聞きくださいね。

かんじゃさんのところは名勝地あらぎ島のすぐそばにあり、driveに訪れる方がひっきりなしにいました。バイクのツーリングの方も多かったですね。このあらぎ島にいくための駐車場のすぐそばにあるのが、永岡さんの奥様のご実家を改装してお店にされたKadoさんです。

image

とっても素敵なお店です。あらぎ島観光に行かれる方がこちらでちょっとドリンクを買って喉をうるおしたりと休憩スポットとして人気になっていてとっても忙しそうでした。近くにはしみず温泉という温泉があり、宿泊施設が併設されているので一泊旅行で足を延ばされてもいいかもしれませんね。

 

こちらにおよびいただいたのが、この時期(4月から5月にかけて)の短い花山椒のシーズンに仲間うちで花山椒鍋をするよ、というお誘い。時期を逃せば食べられないし、そもそもなかなか流通していません。(希少な食材ゆえ、一般的に市場価格で1kg20万円ほどの高値で取引されているとか)

用意してくださっていた花と山椒の若芽。驚いたのが、カカオと同じように新芽の部分が赤いものと緑のものがあること。植物の不思議な共通点ですね。山椒は棘があるので成長してきたら痛くて食べられませんがこうして若芽のときは柔らかく辛さもマイルドでとても美味しいです。

花は小さいものなので、摘むのにはとても時間がかかります。それも高価な理由の一つだと思います。たくさんご用意いただいて本当にありがたいです。

仲間の集まる会には信じられないような素晴らしい食材やら飲み物やらが持ち寄られて集結していました。

山椒の花の雌と雄を教えてもらいましたが、素人にはさっぱり見分けがつきません。

豚肉をしゃぶしゃぶして、山椒の花をくるっと巻いていただきます。なんという美味しさ。

来年は熊シャブしたいね~なんて。

Kadoさんの名物といえば、山椒ソフトクリームです。山椒をたっぷりかけると清涼感で甘ったるくなく甘いものが苦手な方でも美味しく食べられるかと思います。これを食べずに帰るわけにはいきません。

実は新メニューにカカオ醤を使用したものがあると聞いて近いうちに行かねばと思っていてやっと訪問ができました。こちらのジビラゲメンチカツバーガー。ジビエのお肉と、キクラゲが入ったメンチカツを花山椒酵母で起こしたバンズでサンドされています。こちらのソースにカカオ醤が使われています。ぜひ訪問されたらオーダーしてみてください。

かんじゃ山椒園さんの製品ももちろん購入可能です。こちらの中段左側にあるKANJATEAは、弊社トモエサヴールが、パッケージデザインと、ブレンドを監修で関わらせていただいたものです。

事務所に戻り休憩タイムに。何杯いれても出る出るでる~。煎持ちの良さ抜群です。

一番人気の葉山椒烏龍茶はこれからの季節、水出しも美味しいですね。

口の中がさっぱりとするので、中華料理に合わせたい。油の多いものや、味の濃いものなんかに合わせるといいですね。

 

他にも、

赤紫蘇紫娟紅茶

柚子金牡丹紅茶

葉肉桂正山小種

がありますよ。こちらもチェックしてくださいね。

 

そしてかんじゃさんの製品が使われた和歌山コレクションをまだ食べたことがない方はぜひ。