ともちゃんの食と旅日記 -2ページ目

ともちゃんの食と旅日記

神奈川県在住の派遣看護師です。

☆ネタバレ含む感想あり。
インサイド・ヘッド2
赤羽骨子のボディガード
ツイスターズ
コンセント 同意
新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!
ブルーピリオド
プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記
フォールガイ
エア・ロック 海底緊急避難所
劇場版 アナウンサーたちの戦争
ぼくの家族と祖国の戦争
ソウルの春
ラストマイル
恋を知らない僕たちは
サユリ
箱男
きみの色
愛に乱暴

インサイド・ヘッド2
第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサーのアニメーション映画「インサイド・ヘッド」の続編。
監督 ケルシー・マン

感想〜思春期の思考に共感。職場など人間関係に悩んでる人に響くかも。世界からヨロコビがいなくなったら困るという台詞は同感、前作の吹替は竹内さん。


赤羽骨子のボディガード

講談社「週刊少年マガジン」連載の丹月正光による同名漫画を実写映画化。

監督 石川淳一
感想〜「Snow Man」主題歌が良い。ラウールがハマってて良かった。

ツイスターズ

『ツイスター』(1996)の続編。

監督 リー・アイザック・チョン

感想〜7/25オープンの109シネマズゆめが丘でScreenX初鑑賞。破壊力が凄まじい。4月オープンのローソンユナイテッドシネマみなとみらいは世界初の全スクリーン・全席に没入型音響体感システム導入、追加料金なし。座席でスイッチオフ可。映画館の選択肢が増えて嬉しい。


コンセント 同意
フランスの作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラがその事実を告発した著書「同意」(2020)を映画化。
監督・脚本 バネッサ・フィロ
感想〜現在87歳、存命中での製作公開に拍手。14歳と50歳。性加害の描写あり。不快な性的グルーミングに吐き気を催す。1970年代の話。小児性愛者を公言してマニラでの売春による11、12歳の少年虐待を赤裸々に作品にして地位と名声を得れた時代。元ジャニ社長の性加害を想像して気持ち悪い。
性交同意年齢〜フランスの性行為に同意する能力があるとする年齢の下限は15歳。性犯罪に関する刑法改正が求められている日本では13歳。G7の先進国のなかで最も低く、明治時代に制定された刑法から変更されていなかった。2023年に1907年以来初めての改正。13歳から16歳に変更された。

新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!
日本大学藝術学部映画学科に在籍していた原案者の宮川彰太郎が高校生の時に考えたアイデアを、大学の授業の課題であったオリジナル映画の企画書にして提出し、それが同学部の非常勤講師を務めていた企画プロデューサーの目に留まり映画化実現に至った。高校の新聞部を舞台に、社会の隅から大人たちの闇を暴いていく高校生達の姿を描いた社会派エンタテインメント。
監督 小林啓一

感想〜「櫻坂46」藤吉さん主演。内容は割と良かった。

髙石あかりさんは宮崎出身。今年9作品に出演、活躍に注目。9/27公開の主演作『ベイビーわるきゅーれ 』シリーズ3作目は宮崎市青島やニシタチ、高原町、綾町、宮崎県庁など全編宮崎県ロケ。特別協力の宮崎県は9/20先行上映。主人公達のゆるゆるとした日常とソリッドなアクションシーンの見事な融合で、日本のアクション映画に新風を巻き起こした本作のドキュメンタリー映画は10/4公開。


ブルーピリオド
月刊アフタヌーンに連載中で「マンガ大賞2020」受賞した東京藝大出身の漫画家山口つばさによる同名漫画を実写映画化。空虚な毎日を送っていた男子高校生が情熱だけを武器に美術の世界に本気で挑む姿を描いた青春ドラマ。
監督 萩原健太郎

感想〜好きこそものの上手なれ。眞栄田郷敦さんはまた高校生役。高橋文哉さんが美しい。


プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち
A・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」をホラー映画化した「プーあくまのくまさん」(2023)の続編。
監督・製作・原案・編集 リース・フレイク=ウォーターフィールド

感想〜惨殺するプーさんを見慣れる怖さ。9月にはメリーさんのひつじをホラー化。


映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記
アニメ「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ31作目。
監督 佐々木忍

感想〜夏休みの思い出って覚えてないかも。しんちゃんと夏の思い出できた。


フォールガイ
1980年代に放送されたTVドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイク。危険な陰謀に巻き込まれたスタントマンの戦いを、スタントマン出身の監督がリアルかつ斬新なアクションで活写する。
監督 デビッド・リーチ

感想〜ハリウッドのカラオケを初めて見た。スタント含む裏方への愛が詰まった愉快爽快エンタメ、笑った。エンドロールでギネス世界記録達成映像あり。


エア・ロック 海底緊急避難所

墜落して海底に沈んだ飛行機の中で、忍び寄る人食いザメの恐怖と対峙する生存者たちのサバイバルを描いたスリラー。

監督 クラウディオ・フェア

感想〜原題『No Way Up』。そうかサメ映画だ。


劇場版 アナウンサーたちの戦争

2023年8月14日にNHK総合テレビで放送された同名作品の劇場版。太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による電波戦。ナチスのプロパガンダ戦に倣い声の力で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。そしてそれを行ったのは日本放送協会とそのアナウンサー達。戦時中の彼らの活動を、事実を基に映像化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。

ストーリー

1941年12月8日、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、ラジオで開戦の第一報を伝えて国民を熱狂させる。その後も2人は緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させていく。同僚アナウンサー達は南方占領地に開設された放送局に次々と赴任して現地の日本化を進め、和田の恩人である米良忠麿も前線のマニラ放送局に派遣される。一方、新人女性アナウンサーの実枝子は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力により活躍の場を奪われてしまう。やがて戦況が悪化する中、大本営発表を疑問視するようになった和田と国家の宣伝者を自認する館野は激しく衝突する。

演出 一木正恵

感想〜アジア各国に170名以上の職員を送り100を超える放送局を立ち上げていたことに驚いた。私達は今も遺された現地の遺産を殆ど知らない。玉音放送の現代語訳を読み、色々考えた上で全ての言動を胸に刻む。来年も放送か公開してほしい。

8月になると敗戦国で被爆国の語りを耳にするが、勝戦国で侵略国を語れる殆どの人は現地で亡くなっているのだと思う。来年はラジオ放送100年。元アナウンサーの妻ツヤ子さんも100歳を迎えるそうで、NHKのインタビューで当時を語っています。和田さんは40歳で客死。


ぼくの家族と祖国の戦争
第2次世界大戦末期にドイツから20万人以上もの難民がデンマークに押し寄せた事実を基に、極限状態に置かれながらも信念を貫こうとする家族の物語を感動的に描いたヒューマンドラマ。
監督・脚本 アンダース・ウォルター

感想〜飢餓や感染症は絶望感しかない中、大人は12歳に何を見せるのか。これが終戦1ヶ月前なのは世界中、誰も知らなかった。残酷な歴史だ。今、世界で過ちを繰り返している国の未来を私達は知らない。綺麗事ではない話し合いをしよう。


ソウルの春
1970年代末に韓国民主主義の存亡を揺るがした実在の事件を基にフィクションを交えながら映画化。韓国で2023年の観客動員数第1位を記録したドラマ。
監督 キム・ソンス

感想〜1979年、わずか9時間のあり得ないクーデター。勝てば官軍、負ければ賊軍を見せつけられる。『KCIA 南山の部長たち』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『1987ある闘いの真実』民主化運動時代から1980年の光州事件など鑑賞を機会に知識を得続けたい。

1961年に朴正煕がクーデターを経て第5〜9代大統領を務めた。全斗煥は第11、12代大統領を務めた。90歳で亡くなったのは2021年11月。盧泰愚の死からわずか1カ月の出来事。元大統領としては初めて国葬が見送られ、国立墓地への埋葬も見送られた。


ラストマイル
TVドラマ「MIU404」「アンナチュラル」両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。
監督 塚原あゆ子

感想〜両シリーズ未見でも世界観は伝わる。物流に携わる方々お疲れ様です。


恋を知らない僕たちは

水野美波による少女漫画を実写映画化。

監督 酒井麻衣

感想〜今年何回目かの波打ち際パシャパシャって実際にやるのかな。大西流星が誰よりカワイイために恋愛わちゃわちゃにハマらない。監督は「なにわ男子」デビュー曲『初心LOVE』と主題歌のMVも担当。アイドル王道でキラキラしてて、関西弁でわちゃわちゃされたら沼るしかない。


サユリ
押切蓮介の同名ホラー漫画を実写映画化。
監督・脚本 白石晃士
感想〜まさかの進化系。オバアの特訓に笑った。悪霊の撃退法は即実践しよう。

箱男

作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を映画化。1997年にはクランクイン前日に中止、27年の時を経て実現に至った。

監督 石井岳龍

感想〜宮崎出身の永瀬正敏主演作。考察できるからラストは不要。段ボールバトルは想像以上に楽しい。


きみの色
思春期の少女達が向き合う自立と葛藤、恋模様を、絵画のような美しい映像で綴ったオリジナルアニメーション映画。
監督 山田尚子

感想〜髙石あかりさん出演。優しくてふんわり。主題歌ミスチルで昔を思い出した。


愛に乱暴

作家・吉田修一の同名小説を映画化。

監督・脚本 森ガキ侑大

感想〜原作の軸を削ぎ落としたのは残念。江口さんの演技は満足。吉田作品『湖の女たち』、本作と続く『国宝』は来年公開、今年5月から初の連載漫画化。