ブログを読んでいただき、ありがとうございます!
パピコ こと 小林花菜子です♡
先日、一本のパスタオイルソースから自分の執着や所有欲に気づいてしまい…。それに気がついたことで新たな手放しができたので、ぜひその話を聞いてください。
あなたはキューピーのパスタオイルソースって、ご存知ですか?
炒めた具材と茹でたパスタに絡めるだけで、めちゃくちゃ美味しいパスタ料理ができちゃう魔法の調味料です
今は3種類ほど展開されていて、わたしは特にこの「ガーリック&赤とうがらし」が大のお気に入り
で、わたしが好きでよく食べるものだから、息子も大好物です。
とはいえ、我が家にもこれが常にあるわけじゃありません。
我が家は主人がお買い物担当なので、あるのは彼が気まぐれで買ってきたときだけ。
そして先日はわたしの実母から送られてきた荷物の中に差し入れとして、これともう1種類の味が同梱されていました。←母もわたしがこれを好きなことを知っている
なのでそれを見つけた息子は毎日のように「あれ食べたい」と言ってきていました。
こちらの商品、1本300円程度。そして1本あたり5人前。
何度か息子に作り、わたし自身も食べ、最後の1人前になったときのこと。
また息子が「あれ食べたい」と言ってきました。
でもわたしは「え、やだ。最後の1人前はわたしが食べたい」と思い、息子には「最近こればっかり食べすぎ!今日はダメ」と断ったのです。
そして数日後、子どもたちが学校に行っている間に、在宅ワーク中のお昼ごはんでこっそりいただきました
わたしの場合、基本的に食事系は子どもたちと主人優先で、普段から子どもたちが好きなものや欲しがるおかずは彼らに食べさせ、主人の分も帰宅後に食べられるように取り分けてあって、わたしは残ったもの(とはいえ美味しいものはほとんど残らない)かご飯とお味噌汁だけ…みたいなこともしばしば。
だから自分の大好物くらい、わたしだって食べたい!という気持ちが働いていたのです。
でもそこからまた数日たったある日、ふとした瞬間に気づいてしまいました。
「あれ、これってめちゃくちゃ所有欲で、めちゃくちゃ執着じゃね?」と。
そのパスタオイルソースに対して、「食べたらなくなる」という認識を持っていて、「これはわたしのもの!」と囲い、「人には分け与えたくない!」と拒絶する感情を乗せていました。
ところが…冷静に考えてみたら、自分で買いに行けばいいだけなんです。
この世界で最後の1食分のソースってわけじゃない。スーパーに行って300円払えば、新しい1本が買えます。
だけど“自分でスーパーに行って買い足す”という発想がなかった。
裕福とはいえない家庭だった幼き頃の記憶でなんとなく高級品だと思っていたから、『自分では買えない』『周りの人が買ってきてくれたときに食べられる特別なもの』って位置付けをしていたのです{重ッ)
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たった300円なのに!!!!笑
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息子に適当なことを言って彼からこの美味しいパスタオイルソースを奪って、彼に隠れてこっそりと最後の1食をわたしが食べてしまうのではなく。
彼が食べたいなら食べさせて、またスーパーに新しい1本を買いに行って自分も食べればみんなハッピーだった。
なんならそのあともまた、みんなで美味しいパスタを食べ続けられる。
そのために必要なのは、近くのスーパーに行くわずかな労力と、300円というわずかなお金だけ。
彼もわたしもハッピーになれるためのお金の使い方なら、300円なんて本当に安いものですよね。
後日、無事(?)息子に隠れて食べたことがバレたのですが
「今度スーパーで新しいの買ってくるね♪」と伝えたらお互い気持ち良くいられました♡
固定観念や思い込みって怖いし、こんな小さなところにも隠れてるんだー!と自分で気づいて衝撃を受けたこの出来事。
これってお金も同じだと思うんです
自分の財布の中や口座にあるお金を「自分の分はこれしかない」と思って必死に死守する。
だけど本当は、ただ【今この瞬間に手元にない】というだけで、実はそこらじゅうにあって、望んで行動すれば手に入る。
そのことに気が付けば、みんなで豊かさを分け合える。
執着や所有欲なんて、必要ないよね。
自分が境界線を作らなければ、実はいくらでもある。分け合えば分け合うほど幸せは増える
はぁ。。。
なんだか宇宙の真理を見た感じ(大袈裟
次からはさらにおいしく楽しく、このパスタオイルソースを味わえそうです