現代を生きるわたしたちは、なんだか常に気持ちがあくせくしていたり、心配事や不安なことに心を奪われ、気がつけば自分自身の呼吸に意識を向けることが少なくなってしまいました
しかもイライラ、ドキドキ、ハラハラ、もやもや。そんな気持ちのときは特に、呼吸が浅くなってしまいがちです。
そして呼吸が浅くなると余計に不安や緊張を強めてしまう負のスパイラルに陥ってしまいます
わたしたちの身体は情動呼吸といって、呼吸と感情がつながっています
先ほどのように不安や怒り、緊張感などを感じているときは自然と呼吸が浅くなるし、ゆるゆるとリラックスした気持ちのときは呼吸がゆっくりと深くなる。
逆もまた然りで、わざと短く浅い呼吸をしていると交感神経が優位になってくるし、ふぅ〜〜〜っと深呼吸をしていると気持ちが落ち着いてくるのです
もし近くに自然があればそこに足を伸ばして
場所や時間がなければ海や森などお気に入りの自然の風景の画像を見ながら(人間の脳みそは案外単純です)
2〜3分くらいでいいので、深呼吸をしてみませんか?
「こんなに自分の呼吸に意識を向けたのいつぶりだっけな」
「なんだか頭がスッキリ冴えてくる感じがするな」
「気になってたアレの件、なんだかどうでもよくなってきちゃったw」など
いろんな意識や感情が湧いてくるかもしれません。
それすらもジャッジせずにぼんやりと、ただただ深呼吸。
心と身体をプラスマイナスゼロのフラットな状態に戻してあげましょう。