ママがラクして家族も笑顔♡

ずぼら片付け伝道師のこばやし かなこですすまいる

 

 

 

先に断っておきますが

今日は(いつも?笑)自分語りです。

 

 

 

今日、

10年以上の前のことを思い出したら

そのときの自分の本心に気付いて

 

泣きました。

 

 

 

 

 

 

高校3年生の夏、

わたしの将来の夢は

「ホテルマン(ホテルウーマン)」

でした。

 

それまで特に

高級ホテルに泊まったときの

ホテルマンの対応に感動した!

とかって経験があったわけでもありませんが

 

最高のおもてなし・ホスピタリティで

お客様に感動してもらいたい。

素晴らしい時間を過ごす

お手伝いがしたい。

 

そんな風に思っていました。

 

 

 

だけどわたしの家は母子家庭で、

年の離れた弟も2人います。

 

母からは、

「大学にも専門学校にも

行かせられないから

高校を卒業したら働きなさい」

と言われていました。

 

 

 

それでも、

ホテルマンになりたい。

わたしも他の子たちと同じように

自分の将来に希望を持ちたい。

 

親には相談せずに

ホテルマンになるための

勉強ができる専門学校を調べ、

夏休みにひとりで

オープンキャンパスに行きました。

 

その学校は夜間部が設置されていて、

ホテルのアルバイトの紹介制度がありました。

 

学費を抑えられる夜間部で

さらに働いて学費を稼ぐことが可能。

 

2年間の専門課程の間に

1年間留学する道を選ぶこともできる学校で

それもインターンシップを利用して

滞在費に充てることができました。

当時は海外生活に憧れていたし、

海外のホスピタリティも学んでみたくて

留学もしたいと思っていました。

 

そして学校独自の奨学金制度に申し込み、

支給承諾通知も手にしました。

 

18歳だったわたしにできる限りの

学費を抑える方法を用意しました。

 

 

 

あとは入学申し込みをするだけ。

 

 

 

でも、いくら学費を抑えられるといっても

入学時にまとまったお金は必要です。

 

母にそんなお金はありません。

 

わたしはドキドキしながら

おばあちゃんに電話をしました。

 

入学金の出資を

お願いしようとしたのです。

 

 

 

「はい、もしもし?」

 

おばあちゃんが電話口に出た瞬間

いろんなことが頭をよぎっていきました。

 

「どうしたの?」

 

おばあちゃんの声は

とても優しかったです。

 

 

 

今、専門学校に入りたいことを話して

入学金を出してくれないかお願いしたら

きっとばあちゃんは出してくれるだろな。

 

…でも、夜間部で働きながらだとしても

多分授業料のすべてをまかなえるわけじゃない。

 

留学だって費用がかかる。

 

やはり多少の金銭的負担を

母にかけることになってしまうかもしれない。

 

ばあちゃんにだって

きっと迷惑をかける。

 

 

 

そう思ったら、

専門学校の話はできなくて。

 

 

 

「ううん、別に。元気かなぁと思って♪」

 

当たり障りのない世間話をして

電話を切りました。

 

 

 

そのとき、

わたしは進学する夢を諦めました。

 

 

 

進学したい!と思って

いろいろ調べたり

自分で行動してるのは

すごくワクワクして楽しかった。

 

でも、わたしはやりたいことができない。

だって、お金がないから。

 

それが自分の中に強く残り

影を落としました。

 

 

 

当時は本当に『諦め』という感情で

心にぽっかりと穴が開いた気持ちでしたが

泣いたりすることはありませんでした。

 

が、今日ふとその出来事を思い出し

急に涙が溢れ出してしまったんです。

 

 

 

 

 

 

わたし、あのとき

すごく悔しかった。

 

 

 

お金がないことで自分の道が

制限されてしまうことが

悔しくて悔しくてしょうがなかったんだ。

 

 

 

そのせいかわたしにとってのお金の定義は

『なくても幸せにはなれるけど

あれば選択肢を増やしてくれるもの』なんです。

 

梅コースしか選べない、ではなく

松コースも竹コースも梅コースも選べるよ、どれがいい?

 

そんな風に選べる自由を与えてくれるものです。

 

 

 

だからわたし、

「何のためにお金を稼ぎたいのか?」と考えるときは

『こどもたちが大きくなったときに

やりたいことを応援してあげられる

金銭的余裕が欲しいから』

という答えが必ず出てきます。

 

お金が理由で

やりたいことを諦めてほしくない。

 

それがわたしの原動力のひとつなんです。

 

 

 

10年以上も前のこと、

しかも自分では納得してると思ったこと

 

(だって、もし専門学校に行っていたら

高卒で入社した会社で今の主人と

出会うことはなかったかもしれないし)

 

こんな風に泣くことになるとは

思いもしませんでした。

 

 

 

でもあのとき心にフタをしてしまっていたことを

今こうして消化することができて

 

良かったな、と思いました。

 

 

 

あ~、泣きつかれた!笑

 

 

 

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