如月(2月)は春まだ遠く真冬の寒さですね。その謂れのとおり着更着(きさらぎ)を実感するこの頃です。それでも晴れ、曇り、雪など天候の移ろいは寒暖の変化やこの時季ならではの風情を楽しませてくれます。のんびり、ゆったり過ごしましょう!
そこで今回は、そんな季節感に馴染む作品を取り揃えてみました。
ご覧いただきご感想、ご講評など寄せていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!
※ すべて透明水彩絵の具(ウィンザー&ニュートン)と専用画用紙です。
1 「浄妙寺・本堂」:神奈川県鎌倉市 F6号
鎌倉の名勝を散策した一日、その中で訪ねました。鎌倉五山第五位の名刹です。
花の少ないこの時季、石段の左側に咲く水仙が印象的でした。
参拝の後さらっと下描き、後日自宅仕上げとしました。
2 「南浅川橋」:東京都八王子市 F6号
大正・昭和天皇の御陵に向かう参道の橋です。通称陵南橋と呼ばれています。
川も両岸も遠望の山もすべて冬枯れ、寒々とした景色です。
とはいえその中に春の息吹が漂う色あいもあって、あれこれ楽しみながらスケッチできました。
3 「冬を担う」:石川県輪島市 F40号
今は昔の鉄道風景です。かれこれ50年前の雪晴れの旧七尾線を走るC56形蒸気機関車牽引の貨物列車です。道路整備が不十分な当時、とりわけ降雪期には鉄道が地域の生活を担う重要なライフラインでした。
多くの写真や資料を参考に描きました。
鉄道(特にSL)ファンですから資料は売るほどあります。(笑)
4 「花」 F4号
室内教室のモチーフです。花の少ないこの時季、爽やかなコラボを楽しみながら描きました。課題のガラス花瓶の透明感は講評でも好評でした。ホッ!
5 「干物」 F4号
うるめイワシの目刺しとアジの開きです。
この季節の蛋白質不足を補いましょう。
6 「冬野菜」 F4号
これも室内教室のモチーフです。
左からカブ、タマネギ、ニンジン、甘夏みかん、ラディッシュです。あれれっ!奥には酒瓶が?・・・
これらと干物でお酒も楽しんでみましょう!
ウクライナの平和とコロナ禍の平穏化を切望します!
皆さま、如月を元気に過ごし寛ぎましょう!