今日が昭和の日だったと、ブログを書こうとして気付きました。
明日で平成も終わり、新しい時代が始まろうとしています。

新たな元号に、新たな人生をスタートする人もいることでしょう。


そんな賑やかで晴れやかな世間とは、少し距離のあるところに今、私の気持ちはあります。




3ヶ月前、私のバレエの師匠が急逝されました。
とても書き表せないことです。
例えばご年配の見るからにおばあさんであるとか、以前から病気持ちの両親であるとか、そういった少し前から少しずつ覚悟しているような存在ではなく、夢を実現しようとした18歳の頃から通い続けてる私の大切な居場所で、身近過ぎてその存在の大きさに今更気付いた、恩返しも出来なかった、あまりにも早いお別れを未だに受け入れられていない現状です。




前を向いて生きて行こうと日々過ごしています。





そんな中、色々思うところがあり…


私にとってブログは、仕事の一つで始めた事でありますが、ずっとその存在に疑問を感じているものでもありました。



役者とは、どこか私生活が分からないからこそ面白いと思うからです。
タレント事務所に居るので‘タレント’と言われたりしますが、私はずっと自分は俳優で役者であると思っています。


バックステージを喜んで下さるお客様がいらしたり、仕事のご案内を出来ること、自分の考えを率直に書くこと、ブログを通して楽しい事もある中で、
書けないことも増えて来ました。



色々と考えた結果、
平成の終わりにブログを休止しようと決めました。




私らしく生きることの一つです。




いつかまた、ふと再開することもあるかもしれませんがね(^_-)笑





自分と向き合う、内省、そして内証する。
令和は、そんな時間を大切にしたいと思います。





先生から頂いたこと全てに感謝し、お言葉を胸に、前を向いて生きていきます。




これまで読んで下さった皆さん、本当に本当にありがとう!


愛を込めて…さようなら




平成31年 4月29日 本多加奈