静響が浜松で定期演奏会をすることは今回が初めてでした。
入団して10年経つ私でさえ、静響が浜松で演奏することに胸いっぱいだったので、一人一人、沢山の思いが込もった公演だったと思います。
今の静響は、その先に想う方向性が皆同じで演奏をしていますから、本当に良い演奏会だったと思います。
今回のソリストは、2018年浜松国際ピアノコンクール第1位のジャン・チャクムルさん。
まだ22歳のチャクムルさん。
その時、一瞬一瞬で感じたままを音にする、豊かな表現で、リハーサルも本番もとても清々しかったです。
皆んなに愛されるピアニストです
ヴィオラ弾きとしては身の引き締まるようなプログラムでした。
いつも程よい緊張感で挑むオケの本番ですが、今回ばかりは…音を出す直前まで、あああぁ私緊張していますー。。。ってハッキリわかる程まで緊張しました。
思い返せば、今は演奏することだけに集中できています。
だから自然と感じる緊張感。これは、震えるような嫌な緊張ではないんです。
これって、すごく幸せなことです。
数年前までは、プレイヤーでありながらライブラリアンとして携わっていて、楽譜に不備がなくリハーサルが無事に終わりますようにと願っていたり。
みんな譜面に不満を持ちながら本番も演奏しているのではないか…などなど。
常にそんなことが頭の中で先行していて、醜い心に蝕まれていました。
今思えば、醜い心になったのは私が不器用で甘え下手だっただけです
今回の悲愴の譜面。
ライブラリアンが譜めくり用に素晴らしい製本をしてくれていました。
もう、感動でした。
そんな譜面1つからもパワーをもらいます。
今では、静響の為に裏方で働いてくれている沢山のスタッフに感謝の気持ちが溢れる公演を迎えられています。
そして、ご来場いただいたお客様、いつも静響を応援してくださるお客様、ありがとうございました。
今後とも静響を宜しくお願い致します。
明日は、銀座ケントスで50's60's Nightです
年末手元に来た新しい相棒🎻も調整が終わって良く鳴るようなってきたので、明日はその子を連れて行きます。
オールディーズの曲は何十年経ってもカッコいいです
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