秩父銘仙万華鏡のオブジェクトケース回転式の繭オイルを修理することになりました。
誤って落としてしまったとのことで本体ガラス管とガラスオブジェクトケースに亀裂が発生しオイル漏れ。
送られてきた現物を確認し修理可能と判断。
久し振りの大掛かりな修理なので”はんだ”を溶かして破損したガラスを取り外すことから・・・
交換したパーツは、本体ガラス管、ガラスオブジェクトケースの本体と蓋、巻いた秩父銘仙と蓋部分の秩父銘仙。
内部の回転部分も修復作業が必要となりました。
オブジェクトの繭はそのまま使用可能でした。
ミラーシステムは幸いにも破損していなかったので助かりましたが美調整が必要でした。
(👆いつの作品かブログを遡っても見つからず不明でしたがPCの画像データから2022年12月22日の制作でした)
巻いた秩父銘仙は同じ織元の逸見織物さんの”花びらと蝶”の柄ですが色合い(染め具合)が微妙に違うものでしたので交換前と同じ”蝶の翅”部分から雰囲気の似ている綺麗な紫色のグラデーションが入っているところを使いました。
最短でも2週間は掛かると思っていましたが、意外にも早く終わりました。