『ステイホームの密室殺人1』を読みました。

ちょっと前に『ステイホームの密室殺人2

』を先に読んでしまいましたよ。

2だってことに気づいてなかったんですわ。
あはははん。


色んな作家さんが集まってる「アンソロジー」です。

「2」のほうで載ってた方、1人いました。

では、それぞれのタイトル・作家・あらすじを書いときます。

ザックリですよ。

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「夜明けが遠すぎる」織守きょうや

コロナで“俺”のバイト先が休業になってしまいました。
オレオレ詐欺をしていた過去を知って強請ってくる男への支払いに困り、殺害を知人が実行してくれることになり…



「すべての別れを終えた人」北山猛邦

転入してきてたった1日話しただけのクラスメイトが、アパートの放火で死んでしまいしまいます。
アパートから出た死体は2体。

クラスメイトの他には、11個にバラバラにされた、東京から疎開してきた女性のものでした。



「Stay  sweet,sweet home」斜線堂有紀

“はぐみ”は、友人とweb会議サービスを使って会話していましたが、その友人宅で、父親が死んでいるのが見つかります。

画面上で、事件の一部始終を見ていた“はぐみ”は真実に気づき…。




「ゴミ箱診療科のミステリー・カルテ 不要不急の殺人」津田彷徨

老人ホームの一室で、入居者の1人が突然亡くなりました。
“僕”のダメな上司の姪で、訪問診察に同行していた研修医は、原因がわからない突然死に対して、疑念を口にします。

亡くなった老人は、PCR検査の結果待ちで、他の入居者とは離れた場所にいました。
さらに、入り口付近は監視カメラがあって、人の出入りが限られ、密室の条件を満たした部屋で亡くなったのでした。




「世界最大の密室」渡辺浩弐

ステイホームの影響で、人通りの少なくなった街で、中年の男性の死体が発見されます。
男性は自宅マンションの真下で発見されたため、ベランダからの飛び降り自殺と考えられ、事故として処理されました。

男が最後に見たもの、体験したこと、…真実は…。

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初めて読んだ作家さんもいました。
今年のコロナが流行してからの作品です。

それぞれの作家さんがあとがきのようなものを書いていて、
執筆依頼から恐ろしい素早さで書き上げているみたいで、

ホント作家ってすごいな〜

と思います。

お題というかテーマというか、
統一されたもので、皆さんが書いてて色んな発想があって面白かったです。