倉阪鬼一郎氏の作品、『泉』を読みました。

またまたホラー小説です。

倉阪鬼一郎氏の既読の本

倉阪鬼一郎氏というと私の中では平仮名シリーズっていうのが印象的で、
タイトルが『うしろ』とか『ひだり』とか、そのまんま3文字の平仮名のホラー作品で、シリーズになってます。

このブログを始める前から読んでいた方なので、全部は書いてなくて、
シリーズ5作の最初の方の2作品『うしろ』と『すきま』のブログないんです。
他はむかーしお堅い文章で書いてますので、よろしければご覧くだせぃ。

平仮名シリーズ
右矢印『さかさ』

右矢印『おそれ』


「夏はホラー」とか3年前でも言ってて、成長してない様子が伺えます(笑)

ブログにはないですけど、『うしろ』と『すきま』なんかは、トラウマになっちゃうかもしれないぞぉ?(どしたどした?)


で、今回の『泉』ですが、読んだ後の感覚は、『ひだり』に似ておりました。
(勝手な感想ですよ)

あらすじ、ペペっと書いときます。

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大学生の泉は、女子高生の時、通学途中の車内で、人には視えないものをみてきました。

泉の所属する大学の文学サークルでは、夏合宿と称して、泊まりがけで百物語をするという計画があり、数ある文学サークルの一つと合同で行われます。

百物語では、一つの話を語った後、蝋燭を吹き消し、隣の鏡と小刀が置かれた部屋に行って鏡を覗き、戻ってくる、という決まりがありました。

そして、さらに鏡に写ったものや隣の部屋で起きた出来事などは、百物語中はもちろん、一生を通して人に語ってはいけない、というルールが決められていました。

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久しぶりにあらすじが書きやすい(その割にわかりづらいのは非常に申し訳なく思っておりまする)小説でしたよ!

最近、ノンフィクションなのか?フィクションなのか?って読んでてよくわからなくなる作品やら、あらすじ書いたらネタバレな作品を選んでしまってて、
あらすじメモの段階で、

あー…あれもこれも書けない…

ってなってたんですが!
今日は楽だった爆笑

やっぱ、成長してなくてもいい!
夏はホラーだ!