先が見えない時代に育てるべきは「自分軸」。
自分はどういう人で、何が好きで、何が得意なのかという、自分に対する理解のことであり、それに基づいた判断基準のこと。
子どものありのままの姿をよく観察し、その姿を認めて見守り、その子本来の力と可能性を引き出し育む
遊びに没頭しているときの子どもは自然と自分らしさを出してる
子育ての「正解」は、親にもメディアにも教育関係者にもわからない。
親は!子供から教えてもらうしかない
「自分で学べる子」に育つ3つの原則
①「自信」を持つ
②「学びの技術」を得る
③「習慣」を身に付ける
「自信」とは、「自分は自分、これでいい」という安心感があり、
「自分に対する信頼感」を持っている状態。
子供のやる気の真実は「やる気があるからやってみる」のではなく、「やってみてできたから、やる気が生まれる」
→初動の手助けをしてあげる必要あり。
「ちゃんとしなさい」と言いたくなったときは、何がどうだったらいいのかという主語と述語を考える習慣を持つと、子どもへの伝え方が上達し、イライラしてしまうことがぐっと減る
楽しんでいるかどうか見極めるには、普段から子どもの遊ぶ姿をよく見ておくこと。
楽しい時は口数が減るみたい。集中しているときは体をゆらゆらさせるんだなといったことを把握しておけば、計算ドリルを解いているときに楽しめているかどうかもわかる
視覚が敏感で、気づくことができる子は、ご飯をゆっくり食べさせる。
「味わう」ことを体感させるのに効果的で、物事をじっくり味わう心も育む
身体感覚が敏感で、エネルギーがあふれやすい子は、抱きしめたり、背中をさすったりして気持ちを落ち着かせる。
観察すること、言葉を聞き取ることを意識させてあげれる百人一首おすすめ。
聴覚が敏感な子は、静かな環境を用意する。耳がよいことを生かし、その読み聞かせをする。
神経衰弱のような、目で見て記憶するタイプの遊びを取り入れる
友達の話の中に、積極的に入らない子や盛り上がっている友達を遠巻きに見ていて楽しそうにしている子は1人遊びが上手で、自分の世界を作れる。
想像力が豊かで、他者に共感する力が高い
読書で大事なのは、「何をどう読ませるか」ではなく、子供がどういう本と出会い、どういうところを面白いと思うのかを見守ること
「遊びで才能診断」という知育玩具。
「小川式 見守り手帳」を使って観察する。
キャスリング、かなコロン。
ゲームで遊んだ直後は、脳や体が興奮している状態だから、言葉だけでは全然入ってこない。叱られている感じだけが伝わってきて、余計に興奮したり反発したりしてしまう。
近づいたり子供の目を見たり、ときには抱きしめて「体を張って」止めなければならない。
子供への関わり方の法則(何かを伝えたいとき)は「笑顔→体温→言葉の法則」
聞く力を育てる
→子供が話をきちんと聞いてくれたら、「ちゃんと聞いてくれてありがとう」とお礼を言う
「覚える力」は遊びと親子の会話で育てる。
暗記・記憶というのは、振り返って思い出す作業とワンセット。
子供は基本的にうまくいくとわかっていることしかやりたがらず、うまくいかなそうなことを怖がったり、避けたりしがち。
親は「間違ったり、失敗したり、うまくいかなかったりすることってすごくいいことなんだよ」というメッセージを伝える。
「間違えちゃった、チャーンス!」という受け止め方をする
子供の間違いや失敗が目につくのは、それだけできていることが多いから。
「できないことがまた見つかったっていうのは成長した証拠なんだよ」とポジティブに伝える
「なんでだろうね」を口ぐせにすると、自然と頭の良い子に育つ。
「この後どうなりそうかな」という問いかけは、答えのない問題に対して、自分なりの考えを持とうとする力(応用力)の土台を育む。
「いいから早くしなさい」は学びを止めるNGワード。
→ゆったりとした予定を組むなどして、親が気持ちに余裕を持てるようにする
友達との相違点を意識し、理由を考える。
友達の「できる」「すごい」には必ず「理由」があることや、同じようにやってみたら自分にもできるかもしれないという気づきにつながる。
先生を知るコツは、先生が「どんな時にほめるのか」「どんな時に叱るのか」を子どもに尋ねる。親が先生を理解することで、子どもの成長のために、いいチームを築いていけるから。
「家ではどんなことに気をつけると良いですか?」「あの子にもう少し頑張らせた方がいいことはなんですか?」のいう尋ね方をすると先生に歩み寄りやすくなる。
先生を手助けするという視点で。
「〇〇で困ってるんです」という相談の仕方だと、要求に聞こえやすいので、
「親としてもできることを教えたいので教えて欲しいのですが」や
「先生のほうで何かお気づきの事はありませんか?」と言い方を工夫する
同調圧力は「どうでもいい」と受け流す心を養うことが大切。
民間のクラブに入るなど、親が工夫して接する
「思ったことを言ってごらん」というのは、ほとんどの子供にとって非常に難易度が高い。
小学校低学年位までの子どもは、語彙が不十分で「寂しい」や「みんな遊んでていいな」というふわっとした気持ちは持っていても、
「別にいい」や「わかんない」という言葉が出てあきらめてしまう。
子供が感じていることを言葉に置き換えられるよう、場面を想定して一緒に練習する
子どもの「休みたい」は「そういうこともあるよね」と共感してあげる。
苦痛からいつたん逃げることで、理性の力を発揮できるようになる。
休むことでサボり癖がつく状態になってしまうのは、休んだことが原因ではなく「だめだったね」と評価され(自分でし)てしまったことが原因。
起床時間をイメージしてから寝ると朝起きられる。脳のイメージ力は絶大で「7時に起きる」というイメージがあると、そういうふうに体を整えてくれる
習慣化のポイントは「当たり前をほめる」。
うがい、手洗い、歯磨き、実行できたら毎日褒める。
好き嫌いや偏食は、18歳くらいまでを視野に入れて気長に構える
今の子育ては「与える子育て」に陥りやすい環境が整っている。
心が満足すると、体も健康になる。
子供の心の健やさかを大事にする
計画を立てるときはまず遊びの予定を先に入れ、残りの時間に勉強を入れる。
本を読む事は、その本の著者と言う人間と会話しているようなもの。
読書で対人関係力の素地を育むことができる。
自分のことは自分でできるようになる力「生きる力」を育てるためにお手伝い経験は重要
お母さんたちが叱りすぎてしまうのは、命がけで子育てをしてきた勲章。
そのエネルギーは必ず「見守る」方向に変えていける
「なぜ」は何かがうまくいった時、できたときに使う。自信とやる気につながる。
「なんでうまくいつたの?」など
うまくいかなかったとき、「なぜ」の代わりに「何」を使う。
「練習したのにできてないのは何があったの?」など
子供に対して謝れる=子供を1人の人間として認めている。
子供は自分は大切にされていないと敏感に察知する。
本当の信頼関係、親子が同じ場所に立つことから始まる
なるほどーと思うようなことが沢山書かれていました!
夫は冷静なのに、私ばかりイライラしてしまうのは命懸けで子育てしてきたから。
母親は問題点を見つけるプロフェッショナルなのだと分かり、これからは、子供の良いところをたくさん見つけれるように、自分の子育てのエネルギーを良い方向に変えて行きたいです。
いつかの夫が作ってくれた冷やし中華と豚汁!
最近は、夫が料理担当と思えるほど、献立から考え、買い物にも行ってくれありがたいです