35年ぶりで「ベルサイユのばら」を観劇しました。
8月に一回予定しているところに思いがけず彰子様から手配いただき、早々に見ることが出来ました。
同行した典子様も「私でいいんですか」と感激しきり。「応天の門」以来で喜んでいただけました。
舞台袖の近くの席で、衣装の細部や若い方のはじける笑顔を間近で見ることが出来ました。
あらためて「ベルばら」の威力と言うか「これが宝塚歌劇だ!」と見せつけられましたね。
いつもブログを読ませていただいている方が海乃美月さん退団で海底に沈んでいたのが、ベルばらを観劇して急浮上されていました。
退団公演となる彩風さんの「これを皆様にお見せしたかったのです」というメッセージを感じる公演でした。
メルシー伯爵が真那春人さんの代役でしたが、静まり返る中フェルゼンの帰国を説得する場面は素晴らしかったと思います。「ベルばら」を緊張感を持って観劇するとは予想外でした。
「ベルばら」といえばオスカル。朝美さんのオスカルは期待通り。バスティーユ攻撃で揺れる金髪は必見ものです。
マリーアントワネットの夢白さんが断頭台へ上る場面は、階段に赤い布が敷かれているのがはっきりと見えたので「足元に気をつけて!千秋楽まで滑りませんように!」と祈りながら。
一方で皆様のブログを拝見していると「静まり返る中、携帯の音が・・」という記述に心が痛みます。
終演後ホテルの売店でオスカルやマリーアントワネットの漫画イラストの炭酸せんべいやレトルトカレーを購入しましたが、手ごろな値段でなぜこれを劇場で販売しないのかと思いました。
次回は落ち着いて少し後方から全体をじっくり観劇したいと思います。