1972/03/19 大井川鉄道動態保存撮影の旅(通称ミニSL)
その2
駅での出発準備を撮影したあと、走行シーンの撮影に。
千頭から井川線の次の駅の川根両国の手前までの往復する観光運転だった。
井川線より大井川寄りに側線があり、複線のような形状だった。
当時は石積みの堤防だった。今は、GoogleMapで確認すると、護岸工事をしたようで、側線は堤防によって失くなってしまったようだ。それだけでなく、線路の上側の家などが無くなり、道路がと売り抜けてているようだ。
千頭駅の辺りの記憶もはっきりしないが、井川線側ではなく、一番川寄りのホームか、その横に側線があったのか、そこから出発。井川線と同じ駅舎の西側ではなく、東の大井川寄りを通って、堤防に沿ってそのまま進んでくる形だったような気がする。道路があったのか、踏切だったのかもわからない。
そういえば、C11やC56が動態復活した1980年代に訪れたときは、すでにこの側線はなかった気がする。駅の川沿いの道路を歩いた記憶もある。
さて、
とりあえず、川におりて撮影地候補を探した。
井川線の方の線路をDLが単機で通過
川を渡ったようだ。
上の道路橋はかなり大回りとなるはずで、それを渡った記憶はないので、浅瀬を渡ったのだろう。
千頭から、逆行後押しでやってきた。
先頭(最後尾?)は井川線の客車だろうか。
そして無蓋車にお客さんを満載。
どこで構えて撮るのか、ものすごく迷った記憶がある。
当時は前にも書いたキャノネットというレンジファインダカメラで画角も不正確で、見当で撮る。レンズはやや広角。当然レンズは交換できない。
ここで撮ったものの、いろいろと納得がいかなかった記憶はある。
だが、今見ると、雰囲気がよくわかる。
これがベストだったのかも。
次回も続く