大江千里さんの曲 Rain
リアルタイムで聞いたわけではないので特に印象もなにもない(シングルカットされてないし)(でもPVは作ってたから、それなりにいい曲扱いされてた気もする、コーラスの女性がバブリー服(笑))
Rainはアチラコチラで名曲の呼び声が高い。なぜなんだろう
私としてはGlorydaysとか格好悪い振られ方とか今日の君に送る歌とか、あのへんが好き。というかあのへん以外あまりピンとこない(なぜなんだろう)
大村先生繋がりで前にYou TubeかなんかでRain聞いたけれど、なんかよく分からなかった。
先日BSフジであった、our favorite song”Rain”特集。大江千里、渡辺美里、あとなんか雑誌かなんかのライターがRainについてあれこれ解説していた
美里さんは、「この歌の2人(男女?)は最終的にくっついたのか別れたのか分からないところが好き」と言っていた
ちなみに、私はRainの歌があまり響かなかったと同時に、詞もあまり頭に入ってこなかった。なんかよくわからない、というか
千里さんは、この収録アルバム「1234」の製作中はもの凄く忙しくて、曲も詞もいっぱい書いて不眠不休?のなか作り上げていたそう(だからやっとレコーディング完成して?車で家に帰る途中、居眠りか意識が飛んだかで危機一髪バスにぶつかりかけたんだとか…。Glorydaysじゃねーわ!て自分ツッコミ
そして、音楽ジャーナリスト北村和孝さんいわく「この曲、何回転調してんだ!?」と
それでようやく、この曲の意味が分かった私だった。
よくわからない印象の曲Rain
それは、ハッキリしないストーリー(詞)、多すぎる転調、忙しすぎた千里さんの状態がそのまま曲になった、だからなんだ!納得!ひとり納得!
でも、流石に何回も聞いたので慣れてきたというか、なんとなくこの曲の概要を受けとめられるようになってきた。
感想としては
千里さんはこんなかんじで好きとか別れるとか、女性を振り回してたんだろうな…と(女性かわいそう)けっこう千里さんが出てる曲なのでわ?と勝手に思ってます。
番組でよく質問されてた、「この曲のどこが好きですか?」
私なら迷わず「lady君は雨にぬれて〜からの転調でしょう!」即答ですよ
それまではなんかシトシト降りだったのが、急に爽やかに晴れたような情景の曲調、さすが大村雅朗!てかんじじゃないですか?素人だからそんなことしかわからないけど。(必殺のカノン進行だそう…)
千里さんはこの曲を「ホール・アンド・オーツのなんとか(忘れた)みたいにして」と注文したそうだけど、大村先生は「え〜」と嫌そうな顔をしながらも、優しいから、そんなアレンジにしてくれたんだそう
大村先生の人柄ってなんだか不思議ですよね。美里さんも大村先生のモノマネするときは「ん〜、いんじゃな〜い?(博多弁訛)」てするので(笑)、先生的にはまだ不服なんだけど、まあ許すというか。音楽的には厳しいけど、人柄的には優しいという、…
奇妙礼太郎さんが「しぶきあげる君が…てどういう意味?」て言ってましたが
私としては、雨の中、車で走り去る情景が浮かび上がるのですが、さすがに詞的には雑というか、畳みかけてはみだしたままというか(小坂さんて千里さんにはあまり詞に注文ダメ出ししなかったのかな)
どうなんでしょうね
美里さん的には「すいた駅」が「吹田駅」に聞こえるそう。本人に聞いても真相教えてくれないんだとか。
なんか、番組でインタビューに答えてる千里さんの話、なんか頭に入ってこない…
千里さん、歯並び悪い…?!、も少し風貌小綺麗にすればいいのに…、、なにいってるかフガフガ言ってて聞き取りにくい(?!)
そんなことばかり思ってしまって…
美里さんのほうが明解である。千里さんはワザとかわすような答え方しよーとして、何が言いたいかよくわからないかんじ?、、
昔、千里さんがNYにジャズピアニストとして挑戦する決意を美里さんに伝えた時、美里さんは「わかった」と秘蔵酒?か亀焼酎かるなんか出したというエピソード
実は千里さんは引き留めてほしかったんだとか
美里さん的には、だってもう決めてるものと思い、その決意を尊重応援したつもりだったのに〜と。
千里さん、女子かよ?(引き留めてほしい女性心理)
そういう意味でRainてやっぱり、千里さんそのものがよく出てる曲でもあるのかな〜と思いました。。。あーいったりこーいったり、あーいったのに真逆のこと期待してたり、ひっぱりまわされる、相手のひとはたいへんだっつー曲()
奇妙礼太郎さんのカヴァーは、なんとなくこの曲の意味がわからないまま歌っているというか、ものにできていない感じがした(そりゃーしゃーないけど)
歌ってる場所のお花のアレンジがとても素敵で、セットにかなりお金かけてるなーというかんじ。
千里さんは、曲の使用許可の依頼とかあったとき、自分の原曲使ってよ願望はないんだろうか。自分で歌わないのたろうか
などと思いました。
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追記
この曲、いろんな人がカヴァーしているのですが、槇原敬之、秦基博と藤井風のカヴァーがこれまた秀逸びつくり…
若い人で良いミュージシャンなんていない、なんて思って昔の曲ばかり聴いてる私に、今際の際に安心してこの世を去れるような?天才がやっぱいるもんだなと安心いたしました