「私には父親が3人、母親が2人いる。家族の形態は17年間で7回も変わった。でも、全然不幸ではないのだ。」
そんな複雑な家庭環境で育った優子は、グレたりしちゃうのかな?と思ったけど、常に相手を思いやり、思慮深い性格に好感が持てて、飽きずに読めました。
家族、親子とは?血の繋がりとは?と考えさせられる1冊。
家族は血縁が全てではないと改めて思い知らされます。どんな時も相手を思いやる心や、一緒に過ごした時間の蓄積のほうが絆を強くするんだなと。
過去の回想と今がいったりきたりする構成。
現在と過去、バトンの行方を静かに見守り、最後は気持ちが温かくなりました。
