これまでの人生かなり、防御に力を注いでいたのだと気がついた話。
きっかけはこの本でした。
ちょっと経済とかビジネス系の簡単めな本を最近読んでまして。
本の内容は割愛しますが、「この本すごく読みやすいし楽しい」と思ったんです。なんでだろう…と考えたところ、
①いわゆる「俺がわかりやすく書いてやるよ」的な上から目線感がない
②著者が、読者の個人的な利益だけでなく、もっと広い社会に目を向け、「望ましい未来社会をどうしたら皆で作れるか」投げかけている事
もちろん、説明が上手だったり、構成が上手いのもあります。
ただ私から見て、著者の良心度がとても高い!
逆に言うと・・・・・・
そうじゃないビジネス本や情報も確実にある!!
という事ですね。
「生活大変でしょ?働くのつらいよね?もっと楽にいっぱい稼ぎたいでしょ?」
と、弱いところを狙って、自分のノウハウに誘導するビジネス本。
「俺、億稼いでるから。頭いいしょ、ドヤ」みたいな匂いがしたり
人の心が透けて見えるようなものは沢山あるかと。
ああ、いいビジネス本と、ダメなビジネス本があるんだ。(自分にとって、ですけど)
このとき、今まで面と向かってビジネスを学べなかった理由がわかりました。
いくら理性では本の書いていることを吸収したくても、無意識が「こいつの心をインストールしたくない」と拒否してたのでは
と気がついたのです。
わたしこれまでその辺の識別ができてなくて、「本出してるから、この人凄いんでしょ?わかってるんでしょ?」みたいな頭弱い感じだったのです。自己肯定感も低い感じですよねw
しかしそう思うと、無意識って、めちゃ賢くないですか???
わたし、偉っ!!!
て感じです(笑)
とにかく、素直に受け入れて染まるわけにはいかない!という、無意識の叡智が自分にあることがわかりました。
それは、自分を守ろうとしている防御の反応です。
こういう防御の反応と働きが、ビジネス本に限らずいろんな場面であったと想像できます。
母親って、自分の子どもには、エロいドラマとか見せたくないですよね。
変なものから影響受けないように、子どもを守ろうと遠ざけたりシャットアウトしますよね。
そんな感じでわたしも、自分で自分を守っていたみたいです。
とにかくわたしの自分史、自分の魂を守らなければいけない状況はたしかに多かったが…
ラスボスが消えたこともあり、やっと、身を守ることにエネルギーを消費するより、自分の力を存分に発揮することに注力できるようになってきた…のかもしれません
ちなみに私いま44才なんです。
実家を出たのは、大学卒業のタイミングで22です。
実家で過ごした年月と、そこから出た年月が同じになりました。
10年の生活習慣でつくった病は、元気に戻るにも10年かかる。
つまり変わるには、体を作った時間と同じ時間がかかる。
と以前聞いたことがあります。(病院の薬じゃなくて、習慣をあらためて改善するというイメージね)
わたしも同じ時間をかけて、変われたのだろうか・・・。
とこれは昨日思った(笑)