気功<3>: 手のひらの氣を感じる | かむなぎ(神和)の道

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日々の気づきやメッセージなどを書いていきます。

「氣」とは命のエネルギー。

その「氣」を、自分の身体で感じることを
「気感」と言います。

 


今回は、自分の「手のひら」から出ている氣を感じてみます。

 


手のひらには、「労宮(ろうきゅう)」という

大きな氣のスポット(ツボ)があります。

 

 

そこから出ている氣を、体感してみます。

 


まずは「体」と「心」を整えます。

・「背筋」を伸ばしましょう。

 

・骨盤の上にある「腰骨」を立てます。

 

※腰骨を伸ばし、少し反らせます。

 


・「首」に入っている力を抜きましょう。
 (首に入っている力を下に落とす感覚です)

・「肩」に入っている力も抜きましょう。
 (肩に入っていた力や重さを、臍(へそ)の少し下あたりに落としましょう)

 


・臍下に意識を向け、お腹でゆっくり深呼吸をしてみましょう。

 

・息を吸うときに、大気中を漂う「氣」が体内に入ってくるイメージを持ちましょう。

 

・息を出すときに、体内の「氣」が外に出ていくイメージを持ちましょう。

 


・思考(脳)をお休みさせましょう。

 

・頭をからっぽにしましょう。

 

・空っぽになった頭に、風が通るイメージを持ってみましょう。

・大切なのは、感じることです。体感です。

 


これで、準備ができました。

 


両手を軽くあわせ、3~4回こすってみましょう。

 


その後、手のひらを2~3cmくらい離し、
手のひらが感じる感覚に集中します。

 

 

じんわりした感じ。

 

かすかに、もわっと熱を感じるかも知れません。

 


両手の「手のひら」には、氣のスポットがあり、
磁石が発する「磁力」のように、氣が出ています。

 


前回、磁石を使って行った練習と同じように、
手のひらを上下にずらします。

 


頭で考えることをやめ、
指や手のひらが感じる感覚に集中します。

 


何度か上下にずらしていきますと、
磁石を30cmくらい離した時と同じような、
かすかな モワンという反発(弾力)の感覚がでてきます。

 


磁石と同じように、
ずらす速度を変えてみたり、
指先や指の間の感覚などにも意識を向けてみてください。

 

私は、「1~2秒で1往復」するくらいの速い動きの方が、感じやすくなります。

 


もしかすると、手のひらの間隔を少し離した方が感じやすいかも知れません。

一度磁石を持って、感覚を思い出しても良いです。

 


意識を、
手のひらの感覚に向け、
考えることをやめ、
体感で探していきます。

 


もしその感覚を探りあてたら、
それをしっかり味わいます。
身体に記憶させます。

 


これが自分から出ている氣の感覚です。

 


慣れてきたら、手のひらの間隔を
少しずつ広げてみてください。

 


今回の練習法のご紹介は、以上になります。

次回は「気感の磨き方」のご紹介です。

 

楽しみながら、体感してみてください。

<1>: 気功について
<2>: 磁石で気感の練習
<3>: 手のひらの氣を感じる
<4>: 左手の気感を磨く①
<5>: 左手の気感を磨く②
<6>: 自分の氣を診る
<7>: 他人の氣を診る
<8>: 氣で癒す
<9>:氣のエネルギーを高める①
<10>:氣のエネルギーを高める②