卵子の老化 ミトコンドリアは卵子の管理人? | 不調と不妊と漢方養生

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現代の女性は忙しいですね。
仕事・家事・妊活・育児・介護 etc.
東洋医学から不調の原因解説と
走りながらの女性の不調ケアを紹介します
不調の原因が分ればきっと大丈夫

 

こんにちは

漢方養生指導士/不妊カウンセラー
よっしいです

「卵子とミトコンドリア

は関係があるらしい」

 

私がはじめてミトコンドリアを

耳にしたのは13年前ぐらい。

その後にサプリメントが

発売されるようになりました。

 

その頃は胚の染色体異常を検査する

PGT-A(着床前診断)は

とある神戸の病院のみ。


30歳から妊活を始めたものの

なかなかグレードのよい胚でも

出産までたどりつかず

「染色体異常」に悩んでいた

当時の私にとって

 

突如、現われた

「ミトコンドリア」

はかなり画期的だと感じました。

ホントは透明なのよ~。

 

 卵子はミトコンドリアの宝庫

 

ミトコンドリアは

細胞の中にある小器官です。

 

いわば細胞のメンテナンスをする

管理人で

漫画「働く細胞」風ですねw

 

お仕事は

・細胞を動かす

エネルギー(ATP)をつくったり

・傷ついた細胞を死なせたり

・自分のDNAの再生をしたり

 

東洋医学でいう

気血水・精の働きにあたります。

 

そして女性の体の中でも

ミトコンドリアが多いのが

卵子✨

卵子ひとつになんと

10万個のミトコンドリアが!

他の細胞の100倍(驚)

 

精子ひとつあたりは

100~200個なので

その多さが分ると思います。

つまり卵子が正しく成長するには

相当なエネルギーと

まめな細胞メンテナスが必要ということです。

 

 ミトコンドリアと染色体異常


ですが加齢は卵子だけでなく、

卵子細胞の管理人である

ミトコンドリアにも影響し

働きが落ちていきます😥

すると卵子細胞に必要な

エネルギーが作れなくなったり

活性酸素をたくさん出したりして

 

 

卵子細胞や自分のDNAも

壊れたままになるように

 

すると細胞分裂の際に

染色体異常が起きたりして

出生までたどりつける卵子が

少なくなります😥


 

 ミトコンドリアが苦手なこと

 

ちなみにミトコンドリアは

貯めることが

できないエネルギー。

 

なので急で激しい活動

対応するのが苦手です。

 

例えば身近なモノで

「早食い」

 

急に大量の食べ物が

体内に入ってくると

処理しようとインスリンなど

消化ホルモンを大量分泌して

対応しようとします。

すると大量のミトコンドリアの

エネルギーが一気に

消費されミトコンドリアが

弱ります。

 

実はホルモンを分泌するにも

ミトコンドリアのエネルギーは

使われます。

 

PCOSのように

ホルモン分泌の問題がある方は

食事にゆっくり時間をかけましょう。

私も外回りの頃は早食いでした

 

あと極度の空腹状態では

食べるものに注意が必要です✋

特にスムージーとか危険💣

 

私たちは意外とミトコンドリアが

苦手なことを知らず知らず

生活の中でやっています。

 

サプリメントはもちろん

生活習慣を整えて

卵活をしていきましょう✨

 

 

 

 薬日本堂漢方スクール青山校にて
(来校・オンライン・アーカイブ視聴)