妊活とストレス 妊活で入りやすい感情 | 不調と不妊と漢方養生

不調と不妊と漢方養生

現代の女性は忙しいですね。
仕事・家事・妊活・育児・介護 etc.
東洋医学から不調の原因解説と
走りながらの女性の不調ケアを紹介します
不調の原因が分ればきっと大丈夫

こんにちは

漢方養生指導士/不妊カウンセラー
よっしいです

少しづつ涼しく

秋が近づいてきましたね。

 

今月のセミナーは

「偉人でみる内傷七情」でした。

オンラインや来校の方と

お話ができとても楽しかったです😊

 

もう終わった講座ではありますが

妊活の観点でちょっと

ピックアップしますね。

 

東洋医学ではこころには

7つの感情があります

 

「怒」「喜」「思」

「憂・悲」「驚・恐」

 

色んな感情で私たちは

バランスをとっています。

 

そのため、感情があまりにも

強く入りすぎると
 

内傷七情

(ないしょうしちじょう)
 

といって

体を中から傷つけて
不調が出やすくなります⚡

 

 妊活で入りやすい感情

 

例えば妊活で入りやすいのは

 

「怒る」「思う」

「憂・悲」

 

の4つの感情


例えば「怒る」

 

 

通院ストレスで待たされイライラ

旦那さんと口論で怒りすぎたりすると

 

・頭痛、耳鳴り、めまい

・不眠

・月経の遅れ

・便秘など

 

自律神経の不調が多くなります。

 

 

そして「思う」

 

このままの治療法で良いのか

転院をすべきかとなど

同じことを思い悩みすぎると

 

・喉がつまり

・お腹が張り痛い

・下痢など

 

消化器の不調が多くなります。

 

そして「憂う・悲しむ」

胚盤胞にならない

着床しない、育たないなどの結果で

落ち込んだり、この先もうまくいかないのでは

と強く憂い悲しむと

 

・喘息や皮膚トラブル

・風邪、多汗

・何もやる気がなくなる

 

免疫や心の不調が

起きやすくなります。

これ1番ツライですよね。

 

このように

心と体はつながっていてるため

感情と体は切り離せません。

 

妊活は分らないことや

想定外のことがたくさん

感情に振り回されやすくなります。

私も色々振り回されました

 

 日本人が入りやすい感情

 

日本人はそもそも

脾(胃腸)が弱い体質とされます

脾(胃腸)は湿度が苦手で

日本は島国で多湿だから💦

 

そのため「思う」

という感情が入りやすくなります。

どうしてもジメジメしちゃう💦

 

この場合、東洋医学ではまず

体からアプローチすることで

その感情が強く入りすぎないよう

養生をします。

 

「思う」であれば

脾のケアを。例えば...

 

「飲み物は常温以上で」

「白糖と油を避ける」

「腹八部目でおさえる」

「床で寝ない、ベットで寝る」

「室内の除湿をまめにする」

 

といった小さな養生が

意外と大事になります。

 

妊活は基本

引き算です✋

 

現代の生活は刺激や負担が

多いので減らしてきましょう。

 

また特に胃腸が弱い方は

食べ物から十分に気血を

作れずエネルギー不足になりやすく

どうしても妊活が長期化する傾向があります。

しっかり脾をケアしていきましょう。

 

その他の感情のケアも含め

「妊活とストレス」

にフォーカスしたセミナ-を

今度やってみたい思います😉

興味がある方ばぜひ~♪

 

 

来月はいよいよミトコンドリア✨

 

 薬日本堂漢方スクール青山校にて
(来校・オンライン・アーカイブ視聴)