女性に多い血の足りない不眠タイプ | 不調と不妊と漢方養生

不調と不妊と漢方養生

現代の女性は忙しいですね。
仕事・家事・妊活・育児・介護 etc.
東洋医学から不調の原因解説と
走りながらの女性の不調ケアを紹介します
不調の原因が分ればきっと大丈夫

                                                               

                                                                  

女性に多い不眠タイプ

こんにちは

講師/漢方養生指導士/不妊カウンセラー

吉川です。

 

 

女性に多い不眠の原因は

血の不足です🩸

 

「疲れているのに眠れない」

 

「眠りが浅くて起きてしまう」

 

「夢をたくさんみる」

 

 

これらの症状は

”血”が足りない

ことから起きます🩸

 

“血”体とこころを潤す

大事なエネルギーで

 

いわば

体とこころの栄養剤

です✨

 

1日、活動して

熱くなった体と心を冷まし

自然な入眠をサポートしてくれます

人は熱があると眠れない🔥

 

また血は眠っている間に

体と心をメンテナンスしてくれます

 

👩‍🔧👩‍🔧👩‍🔧

リカバリーするよ~ん

 

しかし

血が足りないと

体と心を冷ますことができず

 

入眠に時間がかかり

眠りも浅いと

途中で覚醒したり

多夢などの症状がチーン

うなされる怖い夢は別途

 

体は十分修復しきらず

「寝たのに寝た気がしない」

「疲れがとれない真顔

って感じに...

 

なぜ血が足りなくなるの?

 

女性の場合

月経、妊娠・出産があるため

どしうしても

血は足りなくなりやすいです

 

 

    

東洋医学では

血と女性のトラブルは

切り離せないので

「血の道症」

とよくいいます

 

「血の道症」とは

妊娠・産後・更年期を機に

 

・イライラ、怒りやすい

・不安感、焦り

・のぼせ・発汗

・頭痛、めまい

・睡眠障害

・手足の冷え

 

現われやすくなる不調です

 

血がうまく巡らないと

体の末端(頭や手足)と心

が栄養不足になるからです悲しい

 

ちなみに

 

寝ている間の

”こむら返り”

🦵💥

 

は足に血が足りず痺れて起きます。

 

私は思春期と

妊娠中にしょっちゅう

足がつって悶えてました笑い泣き

めちゃくちゃ痛いですよね

東陽医学を知ってたらもっと

早く治せてたのにと思います。

 

ちなみにこむら返りといえば

“芍薬甘草湯”(しゃくやくかんぞうとう)

 

いざという時に持っておきたい

家庭の常備薬

 

芍薬(しゃくやく)が足りない血を補い痙攣を止めて

甘草(かんぞう)が痛みを止めます。

 

2薬しか入っていませんが

即効性のある漢方薬の一つ。

 

月経の疼痛にも効きます👍

 

※あくまでも頓服で。

甘草が入っているので長期服用はNGです。

体質によっても処方は異なることもあるので

念のためかかりつけ医や薬局で相談くださいね

 

ではお大事に~🙏