昨日の東北新幹線は福島駅⇔仙台駅間が始発から正午過ぎまで運休だったとか・・・
大変ですねぇ
何でも夜間作業で使う保線車両が走行中に16kmに渡って油漏れを生じたそう
それを保線員の方々が歩いて油を拭き取って修復作業を行ったそうで・・・
大変な労力だったと察します
それにしても新幹線の保線作業は完全夜間業務。
しかも時間的にケツカッチンでちょっとした不具合で作業が遅れたら・・・
数万人~数十万人規模に影響を及ぼしてしまいます。
作業される方々に大変なストレスが掛りますなぁ
上手く行って当たり前、ちょっと失敗したら徹底的に叩かれる
大変な仕事だと感じます
例えば新幹線を1週間程度全面運休させて根本的メンテナンスする事も
必要な時期になっていると思いますな
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昨日は用事で福島県石川郡古殿町に行ってきました
4月になってちょっとホッとしましたがまだまだ忙しい日々です。
用事を終えてから・・・国道349号線沿いにある古殿八幡神社に寄り道。
由緒ある神社とのこと
この狛犬は大変に凝った意匠で有名みたいです。
八幡神社は清和源氏由来の氏神神社。
福島県内にもあっちこちにあります。
この古殿八幡神社は秋の例大祭での流鏑馬が有名。
この直線を馬が駆け抜けるってわけ
お祭りの時に使う馬房もあり。
招魂碑は昭和戦前期に建立したのかな
八幡神社本殿に参拝(-人-)
神社は杉の巨木に囲まれて荘厳な雰囲気が漂います。
古殿町の観光ガイドマップ。
鉄道が無い静かな閑散とした山村です。
町の最大の見どころ(イベント)はこの八幡神社で行われる例大祭(流鏑馬)のようですね
能舞台もありました。
能や狂言も演じられるのかな
流鏑馬と笠懸の違いがイマイチ分りませんが・・・
八幡神社ってことですから源氏由来です。
福島県を散策して感じるのは・・・具体的な歴史の始まりは
源頼朝の奥州侵攻に臣従して功績を立て岩城に領地を得た領主が誰それ・・・からってこと。
それ以前から(奥州藤原氏の勢力圏内であった頃から)の具体的歴史が無い。
無論ながらあったんでしょうけど歴史の闇に消えてしまいました。
敗者の歴史は抹殺されてしまう運命にあるってことです。
秋になると見事な紅葉になるとのことですが・・・今はまだ広葉樹は枯れ木
国道の向こうにも参道が続いています。
昔は旧道から大平川に架かる神橋を渡って赤鳥居を潜って神社に参拝してたんだろうな。
かつての旧道。乗用車でも離合が難しい道幅。
如何にもな旧道ですね
右側の尖った山が鎌倉岳(竹貫鎌倉岳)
鎌倉岳という名前には由来がありまして・・・
昔々、古殿の領主に鎌倉のお姫様がお輿入れされたそうで。
でもそのお姫様が故郷の鎌倉を恋しがって泣く毎日を過ごしていたそう
その姿を見た領主の家臣が不憫に思って姫を鎌倉岳の山頂に連れて行って
「この向こうに鎌倉が有りまする」と言って慰めた・・・という伝説が残っています。
何が言いたいかと言えば・・・古殿の領主は鎌倉幕府と強い繋がりがあったという由来
だからこその八幡神社ってな塩梅です
古殿は御斎所街道の由緒ある宿場町。
御斎所街道は白河といわき湯本を結ぶ古道であります。
歩いて散策したいところだけど・・・
1日でいわき市⇔白河市を歩くのは難しいなぁ
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帰りは御斎所街道を通って石川町から郡山に戻ります
石川町では・・・餐というラーメン屋さんが有名です
でもなかなか入る機会が無くてね
今回も天山さんに寄り道。
県下一の手創りラーメンここにあり!という看板が凄い
コレで4度目の訪問かな
ワンタン醤油ラーメン+小ライスセットで1,100円
澄んだスープ。
トンコツ風味+鶏ガラ風味+煮干し風味+醤油風味の全てが自己主張している深い味わい。
相当に手間暇掛ったスープだと察します。
手打ちの平打ち縮れ麺は白河ラーメンの特徴
豚バラチャーシューが紅色で彩りされているのも白河ラーメンの特徴
美味しかったなぁ
仕事で訪れていながら何ですが・・・
古殿町の地酒を買ってしまいました
地元でしか入手出来ないお酒を見かけるとどうしても購入してしまいます
豊国酒造さんの東豊国(アズマトヨクニ)という普通酒。
地元の方々が普通に飲む酒って・・・飲みたくなってしまいます。
それにしても・・・酒蔵さんって合資会社や合名会社が多いですね