今日は埼玉県熊谷市にある航空自衛隊熊谷基地まで
熊谷基地さくら祭に行ってきました
本来なら自家用車を使って熊谷まで行きたいところですが
熊谷は東北自動車道から意外と離れていて遠い印象で
ここのところ仕事も多忙な毎日だし、
無理に早起きせずに東北新幹線→大宮経由→高崎線で熊谷入り
熊谷の1駅先の籠原駅で下車。
高崎線中距離下りって結構籠原行きって多いですよね
上りも籠原駅で増結して15両編成で首都圏に向かうのがパターンだし、
東京への通勤を鑑みれば籠原駅前は住みやすい場所だと感じます。
埼玉厄除け開運大師・龍泉寺さんが近くにあるんか。
自家用車だったら寄り道するんですけどねぇ
籠原駅西口から20分ちょっとで熊谷基地正門前に到着
戦前期は日本陸軍の熊谷陸軍飛行学校があった場所。
現在は航空自衛隊の第4術科学校、
及びに空自入隊者の基礎訓練を行う第2教育群を中心とした教育機関が駐屯。
入口近くには青山学院大学航空部のグライダーを展示。
動力源がない飛行機って怖い気がします
F-86セイバー。
朝鮮戦争ではMIG-16の好敵手
F-86Fは「旭光」なる日本名があったんか。
F-1支援戦闘機。
日本製は華奢で繊細ですな
熊谷基地のPX。
自衛隊の基地でしか買えないアイテムを眺めるのも好きです
第2教育群第12中隊の学生居室展示。
モデル内務班とのことですが6人部屋ですね。
現在でも旧日本軍由来の「内務班」なる用語が残っていたとは・・・
自衛隊アイテムの売店が並んでいます。
ブルーインパルスJr.の展示。
かつては熊谷基地さくら祭りでモノホンのブルーインパルスの展示飛行もあったらしい
ブルーインパルスJr.の展示郡山駐屯地で見ましたが、
これはこれでかなり凄いです
装備品の展示。
入間基地第4高射群のPAK-3(いわゆるパトリオットミサイル)が出張展示。
陸上自衛隊の車両展示。
改めて隊員の方に聞いてみましたが陸自と空自では迷彩服の柄が違うんですな。
なお海上自衛隊の方も1名居りましたが、海自の迷彩服は初めて見ました
73式小型トラック(三菱パジェロベース)
いわゆる「ジープ」ですね
今は自衛隊の車両も皆トルコンかぁ・・・
マニュアルの方が格好良いのになぁ
前・後ろで4人分の座席と後部には横向きで2人分のスペースあり。
定員は6人か。
グランドには入間基地からやって来たCH-47Jチヌークを展示。
近くで見るとデカい
無骨でアメリカ風です。
キャビンも広いです。
車両を積み込む仕様のようです。
グランドの横には太平洋セメント(株)さんのセメント工場有り
秩父の石灰岩を秩父鉄道で搬送してこの工場でセメントを生産。
三ヶ尻支線という秩父鉄道の貨物専用支線もあり。
自家用車だったらなぁ周囲の貨物線も散策するんですが・・・
暖冬と言われている今季の冬ですが・・・3月に入ってから低温が続いています
さくら祭りと称してますが肝心の桜は残念ながらまだまだでした
かつては自衛隊基地イベントに出かけて自衛隊アイテムを蒐集するのが好きでした。
帽子(CAP)とかよく集めたなぁ・・・
しかしながら購入しても使う機会が無いので止めてしまいました。
御稜威ケ原の石碑
熊谷陸軍飛行学校の現存する唯一の遺構でしょうか
旧軍時代ではこの石碑前で記念写真撮るのが通例だったみたいですな。
教育参考館にも寄り道。
自衛隊基地(駐屯地)にある歴史資料館に入るのも好き。
陸軍飛行学校時代の展示物が充実
戦争末期の竹製ドラム缶
鉄製の箍を竹で捲いて耐油紙で内張したシロモノ。
鉄製ドラム缶に比べたら耐久性には著しく劣ったと思うなぁ
かつて熊谷基地に存在した航空自衛隊生徒隊の展示も有り
蚊帳を吊った二段ベット。
住宅の網戸(及び冷房)の普及と共に蚊帳を見かけることも無くなりました
私の世代でも幼少期は蚊帳吊って寝てましたが暑かったなぁ
東京でも一般住宅には冷房無くて当たり前の時代でした。
土嚢を積んだ掩体壕でしょうか
周りを叩き込んで強固に積んでますねぇ
訓練しないとこんなに上手く土嚢を積めない
10時過ぎには基地を後にしました。
別に観閲式や訓練展示があるわけではないんでね
正門近くの桜は何故だか八分咲き
地表を眺めるとオオイヌノフグリの綺麗な花が
こんだけ綺麗で可憐な花を咲かせるのに、犬の陰嚢とはこれ如何に