真壁城跡を散策するとか・・・の巻 | 乾パンのブログ

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この前の雨引観音から加波山に登った後・・・

 

 

上矢印の続き

 

 

加波山の麓にある加波山神社まで降りてきました。

 

 

何だかキンピカピンの拝殿で私がイメージする神社とはちょっと違うなぁニコニコ

まぁこんな神社があっても良いんだけどね。

 

 

でも・・・

昨今、当神社の社名を不正に使い参拝者を惑わず神社がありますのでご注意ください(法務省)」の

掲示板を見て驚いてしまいました叫び

法務省がこんな警告するんだねぇ

 

 

で・・・加波山神社の近くにあるもう一つの加波山神社。

 

 

こちらは落ち着いた雰囲気のいわゆる神社らしい神社なんだけどなぁ!?

 

 

その神様がどんなにエラくても、その同じ神様を信じる人同士が諍う姿というのは

何だかなぁ・・・ですハートブレイク

 

 

県道つくば益子線まで降りてきました。

バスの時刻が合えば桜川市バスに乗って真壁に帰ろうと目論んでいましたが・・・

次のバスまで40分待たなければならないので歩くことを決心パー

 

 

廃止になった関東鉄道筑波線廃線の樺穂駅跡に出ると・・・

 

 

サイクリングロードを歩いて戻ることにしましたチョキ

筑波山が綺麗に見えます。

 

 

関東平野の中に山塊がボコっと突き出る姿って・・・筑波連山ってどのように成形されたんかいのぉ音譜

 

 

サイクリングロードの道端にあったキロポスト(マイルストーン)

起点の土浦駅から31km・・・らしいかお

 

 

自家用車を駐めた真壁駅跡まで戻ってきましたビックリマーク

 

 

お~・・・トイレがありますなクラッカー

この時点で13時15分。

5時間30分振りのトイレタイム恋の矢

 

山の中にはトイレはありません。

野郎は立ちションすれば何とかなりますが・・・ヤマジョの方々はどうしてんのかなぁあせる

 

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ここからは真壁市街の散策タイムベル

 

 

先ずは・・・真壁という場所の由来を知るために真壁伝承館(歴史資料館)に行きましたが走る人

 

 

何と資料館は部外者以外立入厳禁ドンッ

そんな殺生あせる

今更、真壁市民で真壁歴史館に行く奇特な方はおらんじゃろむかっ

 

 

仕方がなく市街地刊行パンフレットだけはお情けで何とか頂きまして、散策開始グッド!

こういうお肉屋さん(スーパー)良いねぇ音譜

 

 

城下町の古い街並みが残っとりますラブラブ!

 

 

古い民家が良いです。

 

 

かつての第五十銀行があった建物とのこと。

 

 

真壁城跡にも行きました晴れ

 

 

この地の国人領主であった真壁氏の居城。

真壁氏は桓武平氏国香流常陸平氏の宗家筋だった大掾氏の一族。

 

現在では姓と苗字(名字)は同意だけど江戸時代までは違っていた。

姓は源平橘藤が多いけど苗字は「一所懸命」に生きた地名に由来するのがほとんど。

 

でもさ・・・例外もあって世襲化した官職に由来した苗字も少数派ながら存在した。

少弐氏、大掾氏、陸奥介氏、留守氏なんかは代表的でしょうか!?

 

いずれも戦国乱世を生き延びることが出来ずに(大名としては)滅亡してしまいましたショック!

だからこそ何だか興味が湧くのです。

 

大掾氏一族は「同族連合」としての結束はあったものの近世大名としては成長出来ず、

常陸国奥地で近世大名として成長した佐竹氏によって皆殺しされてしまいます(南方三十三館仕置)えっ

 

その中でも真壁氏は「鬼真壁」と称された真壁氏幹が早くから佐竹氏に与力したので

生き延びることができたのですがその経緯もなかなか興味あります。

 

 

真壁氏の旗紋がこのイノシシの紋章とのこと。

なかなか可愛いですなドキドキ

 

 

大規模な虎口やなぁ

 

 

現在でも大規模な城跡発掘作業中ビックリマーク

周囲は純然たる農村なので発掘も簡単!?

 

 

城門への通路がちょっとだけ食違ってますが、そこが胆グッド!

 

 

堀もなかなか深い。

かつては薬研堀かドンッ

あるいは障子堀かなはてなマーク

 

 

城跡は整備中なれど多数の解説版が設置されていてGJわんわん

 

 

これだけの大規模な虎口は真壁氏が佐竹氏に従って秋田に去った後に城主となった

浅野氏によって改修されたとみて良いンだろうか。

 

 

街道筋から城に侵入しようとする敵軍に対して十字砲火を形成出来る堡塁の形状爆弾

なかなか巧みで凄いぞ。

 

 

城内はまだまだ発掘作業ちゅうですな。

 

 

あと10年後にもう一度訪れたいですベル

 

 

本丸に神社があるってのも定番です。

 

 

この地は真壁氏・小田氏・江戸氏等の国人領主達の争奪戦と共に

後北条氏・上杉氏・佐竹氏等の大勢力のパワーバランスに翻弄される事になります。

 

結局は豊臣→徳川治世となり全てが一新されるわけですが、

だからこそ「滅びの美学」も感じてしまうわけなんです。