今日は二・二六事件の日 | 乾パンのブログ

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を去ること85年前の1936年(昭和十一年)2月26日は

日本陸軍皇道派青年将校によるクーデタ未遂事件、いわゆる二・二六事件が起った日であります。

 

当時はいわゆる、五・一五事件、三月事件、十月事件等々の日月を事件名にした、

一見意味不明なはてなマークはてなマークはてなマークの事件が続発した時代であります。

 

いずれも日本陸海軍内部を舞台にし、その武力を背景にしたクーデタ・テロ(未遂も含む)事件ですが、

公には決して出来ないので、マスコミもわざわざ意味不明な事件名にせざるを得なかったとね。

 

私は歴史好きで、ミリオタ初心者なので、

勿論二・二六事件についても興味を持って調べたことがあります。

 

NHKでやってたドキュメンタリー番組が結構印象に残りますね。

 

 

1979年(昭和五十四年)に放送された、戒厳司令部による電話盗聴録音盤を巡る番組。

事件から43年しか経っていないので、「当事者」の方々の証言も今では極めて貴重です。

 

んで、一昨年に放送された新たに発見された日本海軍軍令部機密資料を基にした番組。

 

 

二・二六事件に係わった99歳や103歳(放送当時)の御老人方・・・

まだ御存命なのかなぁはてなマーク

 

時代の「雰囲気」は実際に体験した人しか分りません。

後から追体験することも再現することも不可能です。

「雰囲気」ですからね。

 

それにしてもだ・・・二・二六事件は・・・

1703年(元禄十五年)1月30日の赤穂浪士による吉良上野介邸襲撃暗殺事件。

1860年(安政七年)3月24日の水戸・薩摩藩士による大老井伊直弼暗殺事件(桜田門外の変)

と共に、大雪の降る東京(江戸)には何かが起きるの象徴ですが・・・

 

てっきり1936年2月26日の東京は深夜から大雪が降っていた・・・と思い込んでいましたが、

当時の東京府東京市中心部の気象は「曇り」であり、雪は降ってなかったんだ!!

2月26日の8時頃から午前中は僅かな積雪があったそうですが・・・

 

 

BS放送テレビ東京さんのサイトですが・・・

二・二六事件の3日前の1936年2月23日の東京は日本気象史上に残る36cmの積雪があったとのこと。

事件の画像や映像に映っている大量の「雪」は3日前の大雪の残雪だったんですねぇ

 

知らなかったガーン

こういうのも実際に体験した人じゃないと分らないんだと思いますなベル

 

 

思うのは・・・

泥沼の日中戦争にはまり込む発端となった盧溝橋事件は二・二六事件から1年半後。

日米開戦は5年半後、敗戦は9年半後・・・

 

平成時代30年間は私的にはアッという間でした。

当時の人達にとってはアレヨアレヨという間の出来事だったと察します。