昨日の土曜日は午前中まで残業務をこなしまして・・・
午後からやっと今年の仕事は全て終了となったので、
前々から気になっていた中山峠・中山宿の散策に出かけました
全国にある「中山峠」という地名ですが、ここでの中山峠は郡山~会津を結ぶ国道49号線にあります。
郡山市と猪苗代町の市町境にある峠。
猪苗代湖は日本海側となりますから、太平洋と日本海の分水嶺となります。
現在の国道49号線は中山トンネルを用いて一瞬に通過ですが、直ぐ脇に旧道の取付があります。
ガードレールで完全に車が入れないようになっています。
落ち葉に覆われた廃道を進むと更に通行止めの標識。
なんで
不法投棄が多くて手前側にバリケード張ったのかなと想像しましたが・・・
この先は道が路床から完全に崩落していて驚きました。
道が地盤から土砂流出したので再建せずに斜面改修したんですね。
結構な崖でして歩くのが怖い。
更に進むと・・・
ココが旧国道49号線の中山峠。
面白くも何ともないかも
猪苗代町側も車が入れないようにバリケード有り。
車が通れない車道って不思議な気がしますね。
再び郡山市側に戻ってきましたが、標識が樹木で覆われています。
いつ頃にトンネルが完成して旧道が廃道になったのかな
旧道を散策しながら・・・直下に水力発電所があったので、こちらも見学。
水圧鋼管と放水路・・・良い風景ですね
沼上発電所ですか。
東京電力さんの所有で、福島県も一応は東北電力の縄張りなのに不思議な気がしますね。
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中山峠から郡山側に少し下った場所にあるのが中山宿。
ココには国鉄中山宿駅時代のスイッチバックが遺蹟として残されています。
国道から旧道に少し入った場所にある標識。
分かり辛い
駅のホームが残されています。
良いねぇ
長いホームです。
昔は客車だけでなく長大な貨物列車も利用しただろうからねぇ
標識。
1997年(平成九年)までスイッチバックがあったとはねぇ
側線としてまだ利用しているのかな
本線を走る列車から見えるように掲示されているようです。
こう見ると、急坂なのが分かりますね。
旧国道49号線を現在の中山宿駅へ。
江戸時代からの会津街道だと察します。
中山宿というぐらいだから宿場町だったんでしょうね。
立派な旧家があったので、思わずパチリ。
薪炭や米穀とは古い看板です。
旧中山宿駅から歩いて10分程で現在の中山宿駅に到着。
プレハブ駅舎で味も素っ気もない
当たり前だけど典型的なJR東日本の駅名標。
「ジュ」ってローマ字にするといろいろ揺らぎがありますね。
「JU」も「JYU」も「ZYU」も「ジュ」ですがJRでは「JU」か・・・
ってな間にE721系が坂道を上ってきました。
3ドアのセミクロスシートで如何にも郊外型中距離電車ってな感じ。
この辺りも郡山市熱海町なんだな。
城の脇という字から言っても城があったんだろうか。
と思ったら、深い堀があって如何にも昔に砦があったような地形
どうなんでしょうかね。
旧街道には神社仏閣が付き物。
熊野神社ですか・・・
良い雰囲気です