NHKBSで「江戸川乱歩 人間椅子」を見る・・・の巻 | 乾パンのブログ

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先日ですが・・・

NHKBSで「シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅱ 人間椅子」の再放送をやっていたので

やっと録画して繰り返し鑑賞いたしておりますテレビ

 

 

満島ひかりさん主演の江戸川乱歩短編モノではこの「人間椅子」と「屋根裏の散歩者」が

傑作だと私は感じます。

 

この時にたまたま実家のCS放送でこの作品を見て仰天致しましてビックリマーク

NHKBSで再放送する機会を伺っておりました。

 

 

「人間椅子」は1925年(大正十五年)発表の乱歩初期短編群の一つ。

 

俊英な外務省官吏を夫に持つ、とある閨秀作家が主人公。

彼女が読者から送られてきた手記(原稿)を読み進めていくのですが・・・

 

 

やがてこの手記に重大な疑念が生じていく・・・ってなストーリー。

「人間椅子」は高校生の時に読みました。

 

 

軍隊用の堅パン」という表現があって、当時から乾パン好きだった私には、

どんな堅パンなのだろうはてなマークと想像してしまいました。

この上矢印映像では(明らかに)三立製菓(株)の小型乾パンを用いていますが・・・

 

実は麻雀牌サイズの小型乾パンが日本に登場するのは昭和になってからです。

大正期の乾パンはトランプサイズの大型乾パンで乾麺麭(カンメンポウ)と称されていたんですけどね。

 

 

満島さんの口を半開きにした表情が絶品なのです。

 

 

お尻の場面が延々続きますが・・・「タモリ倶楽部」のOPとEDを思い出しますなにひひ

 

 

「人間椅子」の視点、「人間椅子」の原稿を読む女流作家の視点、この小説の筆者(乱歩)の視線

の使い分けが実に巧み。

 

第三者であった女流作家が実は当事者であった・・・というストーリー展開が凄いね。

乱歩もよくぞこんなストーリーを考えついたモンだ。

 

 

エログロナンセンス全盛の戦前期大衆文学を周到しながら、

合理的結末に導く筆力には驚くしかないです。

 

 

んで、満島さんのエロい表情と肢体も良いねぇラブラブ

 

 

監督さんの趣味としか思えないお尻丸出しカット!?

NHK的にもギリギリの表現だと察しますね。

 

 

よくよく考えると「犯人」はこの旦那さんだと思うんですけど!!

オチを明確にしないのもGoodですグッド!

 

 

満島さん的には「人間椅子」で見せるような女性姿よりも

明智小五郎役の男装の方がお好みのようですが、どちらも魅力的に感じますねクラッカー