「まぼろし博覧会」に行く・・・の巻 | 乾パンのブログ

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昨日は静岡県伊豆市にあります、「まぼろし博覧会」なるテーマパークに行ってきました。

B級テーマパークとすればかなり有名っだそうで・・・

行く機会を伺っていました。

 

伊豆半島のかなり辺鄙な場所にあるので、今回は福島県郡山から自家用車利用車

遠かったですね。

 

私のカーナビさんは小田原から箱根峠経由で伊豆スカイラインを利用しろとの御指示でしたが、

遠回りっぽいので、完全無視ショック!

真鶴・熱海経由の国道135号線を利用しましたが、これは悪手でした。

 

135号が混むのなんのって!!

2月シーズンオフの朝でこの渋滞かよドクロ

春~夏の行楽シーズンはどれほど混むんけぇ汗

熱海・伊東は道路網的には陸の孤島ですね。

 

熱海か伊東まで電車利用で、そこからレンタカー利用が好手だったかなぁチョキ

ってなことで、郡山から5時間30分ほど運転し続けて伊東市富戸にあるまぼろし博覧会に到着。

 

 

ピンクのセーラー服着用の館長さん(男性)がお出迎えドキドキ

少々ビビりましたダウン

 

 

急階段を昇ってミュージアムへ走る人

車椅子での入場は実質不可能だなぁ汗

 

ってか、この場所はそもそも「伊豆グリーンパーク」という熱帯植物園があったそうで、

このような立地条件だからこそ、廃園になったんだろうけどね。

 

 

密林にたたずむ大仏と古代文明」のゾーン。

 

デカい大仏さんです。

どっから持ってきたんだろうか!?

でも・・・手前にあるひな人形はなんでぃニコニコ

 

 

このマネキン人形の方々は・・・世界の美女ですかねビックリマーク

ココまでは序の口(プロローグ)です。

 

 

昭和の時代を通り抜け」のゾーンがこのミュージアムの最大の見どころですね。

 

 

昭和の時代の風俗がフィギュアその他の展示物で表示されています。

ココは初っ端の昭和戦前期の展示DASH!

 

 

それぞれの時代が怪しげな人形で表示ドキドキ

 

 

不美人座ハートブレイク

 

 

三輪オートトラックは・・・自分の幼少時代は東京でも普通に走っていたのである。

 

 

いわゆる四畳半アパートの再現。

電気コタツで一畳半は取られてますなぁ恋の矢

昔は風呂無し・便所共同の四畳半アパートや飯付下宿が普通だったんですけどね。 

 

 

1960年代における大学紛争の再現がこのミュージアムの見どころの一つですなニコニコ

 

 

机と椅子のバリケードの展示が凄い。

昔は木材の机と椅子でしたから、簡単にバリケードを作れたんでしょうね。

 

 

バリケードの中で火炎瓶!?作製に励む学生活動家の方ラブラブ

机と椅子が私の小・中学生時代のヤツと同じです。

 

 

文化大革命の展示コーナークラッカー

毛沢東語録は20世紀最大の世界的ベストセラーだったのに

21世紀になってからは読むことも困難になっています。

 

毛沢東主席は最近の中国では偉大な国家指導者として再評価されているのに

文化大革命については評論することも全く不可能な状況です。

まぁ現代の若者が「造反有理」されちゃぁ、堪ったもんじゃないかラブラブ!

 

 

古本屋さんですか・・・

何だか・・・新宿にある模索舎を思い出させますな。

長髪の店主さんの後ろにチェ・ゲバラのポスターがあります。

 

 

1970年代の風俗。

ミニスカートとか革命的でした・・・

 

 

夕ぐれ族も懐かしいなぁ!!

あの女性の社長さんは売春防止法で逮捕されたんでしたっけなぐぅぐぅ

 

日活ロマンポルノで春やすこさんや松本ちえこさんが御主演だったとは・・・あせる

御本人的には黒歴史なのかもえっ

そういう時代でした。

 

 

その他・・・天地真理さんねぇラブラブ

よくぞこれだけEPを集めたモンだ。

 

 

いわゆる「オタク」の部屋の再現。

野球盤ゲームで遊んでますな音譜

 

やっぱり注目すべきは後ろにある「テレカセ」でしょうか!?

テレビを見ながらカセットに録音とか革命的でしたチョキ

当時のテレビって一家に一台の時代で、自分の部屋でテレビを見るなんて考えなかったです。

 

後ろのポスターは三田寛子さんひらめき電球

アイドルが梨園にお輿入れして話題になりましたが、産んだ息子さん全員歌舞伎役者という凄い方。

 

 

昭和末期(爛熟期)の象徴だったのがジュリアナ東京ラブラブ

バブル全盛期。

 

世界の貿易総収支で、日本だけが圧倒的黒字、日本以外の全世界が赤字・・・という、

今では全く考えられない好景気な時代でしたな。

 

当時と比較して、今の日本はダメだ、衰退した・・・パンチ!という理論は成り立たないと思う。

それほど特異な時代でした。

 

 

昭和天皇崩御の号外。

よくぞ現物の号外が残ってるもんだねぇ叫び

 

30年前の当時を覚えているけど、気候も悪かったし全てが自粛自粛の暗い時期でした。

今上天皇はそれを目の当たりにしたからこそ元気なうちに退位して、

天皇崩御による日本に与える様々な悪影響を最小限に抑えたいという思いなんだと察します。

体調的な理由だったら退位じゃなくて現皇太子を摂政にすれば良いことだしね。

 

 

よくぞこれほど様々な昭和のアイテム(ガラクタとも言う)を集めたモンだね。

驚きました。

 

 

その他、様々な展示が強烈過ぎまして・・・トラウマ級。

 

 

村崎百郎さんのコーナーも凄い。

 

 

レディコミ漫画家森園みるくさんの旦那だった方ですな!!

何年か前に刺殺されてしまいましたが、やっぱり普通じゃない人だったようです。

 

 

江戸川乱歩の「孤島の鬼」や沼正三の「家畜人ヤプー」を思い出してしまった、何だかなの世界ガーン

 

 

とにかく、あまりのカウンターカルチャー的な造詣の物量を

弊ブログで表現するのは無理なようです。

 

 

物品売り場も普通じゃない書籍とアイテムに満ちていました。

 

 

ファッショナブルな安全帽子ですが・・・1,800円だそうです。

街中で被っていたら、即座におまわりさんに職務質問される特典付きラブラブ

 

 

館長さんですが・・・よくよく見ているとかなりお歳を召した方のようで・・・

少しお話しさせていただきましたが、なんと出版社(株)データハウスの社長さんだそうメラメラ

こんなところで何やってるんだろうあせる

 

 

こんなカルチャーパークは日本で唯一だろうし・・・何時までも残ってくれることを切望します。

このような(ガラクタ的)資料は逸散してしまうと取り戻すことは不可能ですから。