今日は2月26日。
今から81年前の1936年(昭和11年)2月26日は二・二六事件の起こった日ですね。
陸軍将校に率いられた陸軍の実働部隊による政府重鎮の暗殺および東京中枢部の占拠、
昭和史最大の反乱(クーデター未遂)事件。
事件の実態を故意に曖昧にするために、二・二六事件や五・一五事件といった、
日付を記するでけで、これだけだったら何が何だか分からない謎事件が当時は「流行」しました。
昔、NHKで反乱将校等の電話を盗聴したレコード盤の内容を復元する番組が放送されて、
VHSに録画して繰り返し観ていたのですが・・・
DVDにダビングせずに捨ててしまいました
これが今日、久しぶりにアーカイブ特集としてNHKによって再放送されました。
HDDに録画したのでちょっと眺めて見ましたが・・・かなり内容がカットされてるぞ
池田俊彦少尉(当時)とか馬奈木敬信大佐(当時)とか安倍源基特高警察部長(当時)とか
歴史上の人物の貴重なインタビューだと思うんだけどなぁ
何でわざわざカットする
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今日は名古屋市栄の中日劇場まで宝塚歌劇雪組公演『星逢一夜/Greatest HITS!』を観に行きました
15時30分公演。
先週末に続いて4回目の観劇です
これが私の楽となります。
中日ビルの屋上って丸い展望室っぽい何かがありますねぇ
初めて気が付きました
今回は中日劇場で初めて(恐らく最後の)2階席に座りました。
1階席はTVカメラが据えられていましたが、2階席はライブ中継に関することは全く無かったですね。
2階席からも意外と舞台が近くて、なかなか観やすい劇場という印象でした。
一歩引いて俯瞰的に芝居とショーを眺めましたが、
芝居は良かったけど、ショーは客席降りが多いので若干疎外感ありでしたな
芝居の『星逢一夜』は・・・2階席の方が舞台のホリゾントが広く感じられて、1階後方よりも良い感じ
今回はライブ中継のためか皆さん気合い入った演技でGJでした
この回が映像に残るのは幸いだったと思いますね。
だいもんの源太も良かったけど、チギの晴興も押しの強い演技をしてた。
泉に対する思いも、星逢祭りでの再会の場面から一方的に思いを募らせた感じやな。
こりゃいろいろと晴興が悪い・・・のかもしれません
あと気が付いたのは・・例の泉のハレ着の話。
星逢祭りの場面で、源太の母親(ミトさん)が「嫁に来る泉のためにハレ着をしつらえた云々」
とのセリフがあったけど、こんなセリフあったかなぁ
あったけど、私が聞き逃していたのかもしれない。
それにしてもあの豪華な泉の着物は源太の家の持ち物(恐らくミトさんのハレ着)だったわけで、
泉は貧農出身だけど、源太の家はある程度の余裕はあったんだねぇ
と言うわけで、私の疑問も1つ氷解
それにしても私がと感じて拙ブログに書いたことが解決していく様は・・・う~ん
吉宗のセリフに「晴興、お前は上を見てこの世のことわり(理)を知ろうとした云々」というのがあったけど、
どうやらこの物語では上=星=理想郷であり、星を見るということは「ことわり(理)を想う」と
同義ではないかと勝手に想像しました。
一揆の時に源太が叫ぶ「這いつくばって生きないで上を見ろ。今までとは違う世界があるんだ。」も
理想としての世界を想っての思いなんだろうなぁ・・・
でもあのとどのつまり的な極限状況に観念的な理念を言い出しても仕方が無いのですがね
それから、あの鈴虫と夜鷹たちの場面が好きだなぁ
あのシーンは場面転換であり、享保の改革の問題点を巧みに指摘しているからね。
印象に残りました。
これで毎週日曜日に4回観劇しましたが、どうやら細かい演出がチョコチョコ変ってる気がするのです。
恐らく上田先生ご自身で観劇されて演出の指示を出していると察しますが、ドンドン完成形に近づいている感じ。
もっともっと観たくなる芝居ですね。
残念ながら私の観劇は終了ですが
ショーの『Greatest HITS!』は2階席から眺めると、
本公演と比較すると人数の少なさを感じてちょっと寂しいですね。
まぁ地方公演だと仕方が無いのですが
客席降りが多いのも痛し痒し。
でも2階席の方々も熱心に拍手して応援してますねぇ
こういうお客さんもまた宝塚を支えているわけで・・・
好きな場面等は過去にいろいろ述べたので割愛。
でも舞咲りん嬢はホントに顔で踊る人で凄いなぁ
イヤでも目線に入ってくる
これで中日劇場は最後だろうから、トイレもパチリ
新しくて綺麗なんだけどねぇ
でも女性用トイレが長蛇の列で男性用トイレがガラガラってのは、
宝塚歌劇を行う劇場とすればちょっと問題ありだな
中日劇場公演が終わったら、いよいよ雪組次期トップコンビの発表だな
ま・・・次の雪組トップスターはあの人だろうけど。
次期雪組トップ娘役不在だけはヤメテよ