新川洗堰に行く・・・の巻 | 乾パンのブログ

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急に夏になった東海地方・・・

蒸し暑いなぁ晴れ


仕事も一段落しまして・・・今日は名古屋市西区にある新川洗堰に行ってきました自転車

小田井人足のこと でいろいろ調べまして・・・2000年(平成12年)に発生した東海豪雨水害における

小田井枇杷島地区床上浸水の「発端」となった新川洗堰を、是が非にでも見に行きたくなったのです音譜




新川洗堰・庄内川・新川の位置関係はアップ参照。




新川は・・・用水路としたら広くて、一級河川としたら狭い・・・

そもそもは庄内川が上流からの堆積物で河床が上昇、

右岸側が湿地帯化したゆえに開削した人工河川だそうでビックリマーク




ここらが新川が東海豪雨で破堤した場所。

14年前の出来事からか、それを思い出させる痕跡は全くないです。

写真右側、堤防内側の緑地が公園となっていまして・・・




公園内にあった「東海豪雨水害之碑」が私が見つけた東海豪雨の唯一の痕跡でした。


で・・・自転車で新川を遡りまして・・・洗堰緑地へ




洗堰緑地の新川側流出口にあった越流堤。

庄内川が氾濫して洗堰緑地が満杯になると、水流が越流堤を乗り越えて新川に流出するシステム。




洗堰緑地は広いなぁニコニコ

庄内川が洪水で危機的状況になった時は、ココが遊水池となります。




これが新川洗堰。

堤防を一部分カットして下げた「だけの」構造物。

いざというときは、ここから庄内川の水流を洗堰緑地に導きます。




コンクリートの構造美を感じますドキドキ

洪水時に洗掘されてしまうと新川一帯が一巻の終わりとなるので、重要な構造物ですよビックリマーク




庄内川は河川敷が広くて広大ですべーっだ!

この広い庄内川堤外が洪水で満杯になったとして・・・果たしてあの狭い新川が補完出来るかどうか!?

誰の目にも明らか。

名古屋市街地の治水の為にはやむを得ない新川洗堰ですが、いずれは廃止しなきゃならない施設ですね。


と強く感じました。




堤防にはムラサキツメクサ(アカツメクサ)が沢山咲いていました。

いわゆるクローバーってヤツクローバー




初夏の「雑草」ですが、可愛い花です。

私のコンデジだと上手く写真が撮れないもんで・・・ピントを合わせる為に手でを出していますショック!


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新川洗堰を後にすると、名古屋駅を横断してJR名古屋車両区へ自転車




この車両区にある向野跨線橋に行ってみたかったのです。




老朽化のために車両通行止め。

人道専用でした。




後側に見える名古屋高速を通る度に、この印象的なトラス橋を渡りたいと目論んでおりましたチョキ

遠目からはダブルワーレンだと思って見ていましたが・・・こりゃ確かにプラットトラスですな。

斜材が引張応力のみを受け持つ構造で分かりやすい。




JR関西本線は未電化で「気動車天国」ですから、電車区構内がスッキリと眺められますドキドキ

小型のキハ11はどこで使うんだろう┐( ̄ヘ ̄)┌




近鉄線の脇には蒸気機関車時代に使われた給水塔が残ってました。

かつてはコンクリート構造物の上に鋼製水槽があったそうです。


きっと後方に見える機関庫に昔は蒸気機関車が並んでいたんだろうなぁ地下鉄