思うこといろいろ | 風紋

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鋼の錬金術師ファンの雑文ブログ



  リンとランファンに愛が偏っています

気づけば10月が終わる! 完全に油断してました、かもとです。

毎年秋は太極拳の試験と空手の大会でいっぱいいっぱいなのですが、
今年はまさかの真田丸に大ハマりで更に脳みその容量余裕ナッシング。
こんなんじゃ結果はどうなるやら、です。
やっと体を地面に繋げられるようになったみたいで、身体感覚が少し
変わってきたのですが、それをのぞむ形で表現できるか…

ある動作をどうすれば効率よく美しくできるかと、何度も練り直し繰り返し
洗練させていったら『型』ができるのだなと、先日意外なところから腹落ち
させてもらいました。

吹田の『みんぱく』(国立民族博物館)で『見世物大博覧会』という
特別展をやってて、『人間ポンプ』の映像上演会に行ってきたんです。
キンブリーか?と思ったあなた、正解です。
白黒の碁石を飲み込んで、客のリクエストどおりにその色の石を吐き出す・
生きた金魚を飲み込み、その後釣り針のついた糸を飲み込み釣り上げる
という、まあトンデモ人間の万国ビックリショーなお人の芸です。
大道芸好きなので、この人の伝説的な評判は本なので知っていましたが
(既に故人)映像で実物を見るのは初めてでした。
いかにもあやしげなイメージを勝手に抱いていたのですが、全然ちがった!!
この人間ポンプの安田さんは愉快で明朗なおじいさんで、しかもやってる芸
は本当に『芸』だった!!
飲み込んで吐き出す、というグロになりそうな行為を究極に洗練させていて
まったく汚い感じを起させない!!
口のなかに隠しているわけじゃないですよ、と指つっこんで広げるポーズも
何度繰り返したんだろうというくらい洗練されている!
テレビ以前の木戸銭をもらって芸を披露する人は、お客さんに好かれなきゃ
おあしがいただけないと、本当に心をつかむ芸をしていたんだなあ。

ほかにも漫談や肉体芸、河内音頭と本当にいろんな芸を持っていたという
安田さん。
お客さんに見せられるものになるまで、ひたすら練習を繰り返しただろう、その
何度やっても失敗ない見事さは本当に『型』ができているなあと。
稽古後で筋肉痛でひーひー言いながらだったけど、行ってよかったです!


まったくリンラン関係ない話で終わってしまいそうですが、『みんぱく』は少数
民族関係とっても強いのでこんなお土産を手に入れました。
おんぶの女性は大理のイ族、黒の衣装はベトナムのルー民族です!
これ昔の特別展のときのポストカードだな、きっと。


また来月(ってもう数分後だけど)ブログ書きに上がってきますね!